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2019/12/05(木) 16:55

図面・墨なしで現場施工できる ポラス小川祐司氏(39) 埼玉の名工として表彰

投稿者:  牧田司

 ポラスグループは12月3日、同社グループのポラスハウジング協同組合に所属する小川祐司氏(39)が埼玉県主催の「第27回彩の国職業能力開発促進大会~技能者表彰式~」で彩の国優秀技能者(埼玉の名工)として表彰を受けたと発表した。古木の骨組みをベースに、図面を見なくても墨をつけなくても床や壁、天井を現場で施工できる優れた技能を持つことが認められたという。

 小川氏は「今回、表彰いただき気が引き締まる思いです。この表彰にふさわしい大工になれるよう、今後とも精進してまいります」とコメントしている。

 同賞は、県内で働く現役の技能者の中から産業の発展と後継者育成に貢献するなど他の模範になると認められる技能者を埼玉県知事が表彰する制度。

 表彰式では、小川氏のほか和服仕立て職、畳工、左官、理容師、石彫工など名工・技能者19名が表彰された。

 小川氏は1998年(平成10年)入社。第38・39回技能五輪全国大会「建築大工」の部で敢闘賞、第26回技能グランプリ「建築大工」の部で敢闘賞、平成27年度「青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰(建設ジュニアマスター)」などを受賞している。

◇       ◆     ◇

 上段は同社のニュース・リリースをほとんどそのままコピー&ペーストしたものだが、隔靴掻痒とはこのことを言う。これだけでは小川氏がどのような技術を持っていらっしゃるのか記者は分からないし、何もわかっていない記者のコピペ記事は読者の方にどのように受け取られるのか、価値があるのかどうかも疑わしい。

 県のホームページにはどのような人が表彰されたかの記載はあるが、具体的にどのような技術であるかは読んだだけでは分からない。

 これではいけない。技能五輪を主催している中央職業能力開発協会に問い合わせたら、開催会場にもよるが見学者は数十万人にものぼることもあるようだ。東京都は2021年に開催されるという。一度取材してレポートしたい。小川氏は40歳超えなので出場資格はないのだろうが…。

 カンナ削りの全国大会は一度経験している。記事を添付する。

厚さ数ミクロンのカンナ削りの技を競う 「第30回全国削ろう会 小田原大会」(2014/11/10)

 

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