「リーフィア狛江 イデアカーサ」(物件ホームページから)
小田急不動産が分譲中の戸建て「リーフィア狛江 イデアカーサ」と「リーフィア祖師ヶ谷大蔵」を見学した。まず「狛江」から。小田急線狛江駅から徒歩6分の全21戸で、昨年10月から分譲開始し、現在、15戸が成約済み。順調な売れ行きを見せている。
物件は、小田急小田原線狛江駅から徒歩6分、狛江市東和泉二丁目の第一種低層住居専用地域(建ぺい率40%、容積率80%)に位置する全21戸。現在分譲中の住戸(6戸)の土地面積は125.28~125.33㎡、建物面積は88.16~94.36㎡、価格は6,488万~7,168万円。建物は2×4工法2階建て竣工済み。施工は小田急ハウジング。昨年10月から販売されており、これまでに15戸が成約済み。
現地は、イチョウ並木が美しい世田谷通りから一歩入った低層住宅街の一角。敷地約3,400㎡は個人住宅跡地。
用途規制が厳しい分、建物はゆったり建てられており、街区の随所にバットレスを配置し、建物はデザイン角柱や石積み、連窓・段窓、コーナーツリーを多用して外構デザインに力を入れているのが特徴。
プランは、キッチンサイドに多目的に利用できるワークスペースやDEN、家事動線に配慮した2ドア1ルーム、2階リビングダイニングなど、300件以上のワークショップで得られた声を反映している。主な基本性能・設備仕様は、リビング天井高2400ミリ、階段ステップ14段、Low-Eガラス、食洗機など。
鶴川出身で中大法学部卒の入社1年目の住宅事業本部住宅販売部・金子秀太朗氏(23)は、「準急停車駅からこれほど近く、建ぺい率40%、容積率80%の住宅地は他にまずない。他物件との競合もない。収納が多いのも評価されている」と話している。
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狛江市は記者の好きな街の一つだ。市域面積は東京都でもっとも小さく、全国的にも蕨市に次いで小さいが、建ぺい率40%、容積率80%の低層住宅街が多く、イチョウ、ヒマラヤスギなどの街路樹が美しい。駅前には素晴らしい「狛江弁財天池特別緑地保全地区」もある。
その割にはマンション、戸建ての相場は低い。世田谷区の物件より1,000万円くらい安いのではないか。参考までに積水ハウス「グランドメゾン狛江」の記事を添付する。
新人の金子さんはこの物件が初めての担当だそうだが、いい物件を担当された。鶴川出身なのに、同社が開発した昭和の記念碑的住宅地でもある全422区画の「Ascot Hill 森の丘」をご存じないのはやむを得ないが、昭和はもはや歴史か。同姓の金子一郎社長はご存じか。
里山を見るような見事な植栽 積水ハウス「グランドメゾン狛江」竣工(2013/9/12)