別表は、東京都が昨日(4月2日)公表したこれまでで最多の新型コロナ感染患者97名の属性を表・グラフにしたものだ。
人数と年代、男女別だけではよく分からないが、年代でもっとも多いのは40歳代の20名、以下20歳代19名、30歳代15名、50歳代14名の順。男女別では20歳代の女性と40歳代の男性が同数の11名でもっとも多く、40歳代の女性と50歳代の男性の各9名が続く。感染者が多いのはやはり働き盛りの人で、20~50歳代で全体の70%を占める。
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国などが高齢者の外出を控えるよう呼び掛けた成果か、3月31日までに陽性が判明した521名のうち60歳以上の高齢者は171名で、比率は32.8%に上っていたが、4月1~2日間では33名で、比率は20.2%に減少している。
昨日は、女性の感染者が激減したので、「圧倒的に対応力、危機管理能力が高い」と書いたが、この日(4月2日)は男性50名:女性45名とまた増加した。
専門家は〝クラスターを叩くことが肝心〟と仰っているが、都は感染対策サイトを充実させ、感染者の属性ももう少し詳しく公開すべきでないか。