大和ハウス工業は6月1日、新型コロナ後の「ニューノーマル時代」を見据えた住まい提案として、在宅勤務ができる同社オリジナルのテレワークスタイル「快適ワークプレイス」と「つながりワークピット」の提案を開始したと発表した。
「快適ワークプレイス」は、外の音や情報セキュリティを気にせず、仕事に集中できる空間。当社が開発した快適防音室「奏でる家」の技術を採用した。戸建て住宅「奏でる家」はこれまで約2,200棟の導入実績がある。
「つながりワークピット」は、仕事と家事・子育てを効率よく両立させるためにリビングとつなげたマルチスペース。室内窓で家族の気配を感じつつ、ドアの開閉でオンとオフの切り替えを可能にする。戸建住宅「家事シェアハウス」 のアイテムとしても提案を開始かる。
提案価格は、「快適ワークプレイス」が3畳の納戸空間+71.5万円~(税込み)、「つながりワークピット」は3畳の納戸空間+44万円~(税込み)。
「つながりワークピット」
◇ ◆ ◇
この新提案は、5月15日に行われたオンライン音声による「マスコミ向けスモールミーティング」で芳井敬一社長が「テレワークに対応した〝一人になれる〟スペースのニーズは高まるはずで、一次取得層向けのマンションや戸建ての商品開発をきちんとやって落ち込みをカバーしていく」などと語ったことの具現化の一つだろう。
間違いなくヒットすると見た。価格的にも仕様レベルからして安いかもしれない。今回は戸建て用だが、マンションにも導入できるはずだ。この種の「テレワーク空間」提案が販売を左右するはずだ。必須アイテムになる。
「ライフジェニック 反響7倍、契約3倍」 大和ハウス・芳井社長 オンライン会見(2020/5/15)