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2020/05/15(金) 15:28

「ライフジェニック 反響7倍、契約3倍」 大和ハウス・芳井社長 オンライン会見

投稿者:  牧田司

大和ハウス工業は515日、オンライン音声配信による「マスコミ向けスモールミーティング」を実施し、芳井敬一社長が約40分にわたり新型コロナウイルスの影響、対応策などについて語った。

新型コロナの影響で大きく変わったことの事例として、芳井氏は「昨年10月に、ネットを通じて家づくりをサポートする『Lifegenic(ライフジェニック)』をスタートさせた。12月は月3万件くらいのアクセスで、成約は月10件くらいだったが、宣伝効果もあり3月は22万件のアクセスに増加し、成約も35件にのぼった。4月も3040件の成約が見込まれており、反響で7倍、契約で3倍に増加した。大きな成果だと思っている。

これまで住宅販売は住宅展示場を中心とするface-to-faceフェースツーフェース)が基本だったが、展示場のあり方を変えていく必要がある。無人化を検討していく。

社会全体に新型コロナがどのような影響を与えたか、リーマン・ショックを超える影響があるかは軽々に言えないが、社会全体の働き方は確実に変わる。われわれの事業領域で取り組んでいく」と語った。

商品企画のあり方らついても触れ、「テレワークに対応した〝一人になれる〟スペースのニーズは高まるはずで、一次取得層向けのマンションや戸建ての商品開発をきちんとやって落ち込みをカバーしていく」などと述べた。

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 オンラインによる「マスコミ向けスモールミーティング」は今回で2回目で、芳井社長が出席するのは今回が初めて。前回は画像も公開されたが、今回は音声のみ。芳井社長は「みなさんの顔が見えないので臨場感が欠けている」と話しながら、一人ひとりの質問に答えた。小生の「芳井社長頑張れ!吉村府知事に負けるな!」のエールに「ありがとう、頑張っている。一人でしゃべり続けた。3分休憩だ」と答えた。

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 マンションなどの商品企画がどう変わるか、この3カ月間ほとんど現場取材をしていないので軽々に言えないが、テレワークに対応した間取り提案は必須アイテムになるのは間違いない。

 コスモスイニシア、伊藤忠都市開発、三菱地所レジデンス、日本土地建物のマンションで提案した事例を紹介する。

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