大京アステージと穴吹コミュニティは6月11日、マンションをとりまく社会課題の「3つの老い」(建物の老朽化、居住者の高齢化、労働力の老い)などに対応する、デジタルトランスフォーメーション(DX)による次世代型マンション管理サービスの開発プロジェクト「MiDD Project(ミッド・プロジェクト)」に着手したと発表した。
マンション管理業界No.1の約54万戸の管理実績から得たナレッジにICT(情報通信技術)やAI(人工知能)などの最新テクノロジーを融合させた“新たなマンション生活様式”を創造し、労働集約型の管理業務の変革を目指す。
第一弾として、管理組合の総会をウェブ上で視聴できる「WEB 総会」サービスを2020年7月から試験的に提供する。
2020年秋から順次、デジタル技術で居住者の健康を支援するヘルスケアサービスや、管理組合と管理会社との電子契約システムなどを導入する予定。
マンション管理協 バーチャル総会検討へ/情報の非対称性解消するIT開発も急務(2020/6/11)