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2020/06/29(月) 16:16

ポラス 2020年3月期 4期連続売上げ増 利益も過去最高 今期も増収増益予想

投稿者:  牧田司

 ポラスグループは6月29日、2020年3月期決算を発表。売上高は2,256億円(前期比4.3%増)、経常利益は153億円(同11.9%増)、純利益は43億円(同12.9%増)となり、売上高、経常利益、純利益はいずれも過去最高を記録した。

 主力の戸建売上棟数は前期比3.3%減の3,728棟。内訳は分譲戸建住宅が前期比1.4%減の2,529棟で、契約平均価格は前年度の4,106万円から33万円減の4,073万円。マンションは「ルピアグランデ浦和美園」(全340戸)が竣工完売するなど前期比84.3%増の468戸、注文は7.8%減の617棟、賃貸・集合住宅18棟114戸。ポラテックは売上高808億円、経常利益47億円、純利益29億円で減収増益。

 今期業績予想は、売上高2,300億円(前期比1.9%増)、経常利益170億円(同10.4%増)、純利益47億円(同7.4%増)を見込んでいる。ポラス商圏内の2020年度の戸建分譲市場は、前年比95.6%の約21,000棟を予想する一方で、同社グループは前期比118%の2,980棟目標にしている。

 ポラスグループ代表・中内晃次郎氏は、「2020年3月期は創業50周年を迎えた記念すべき年。消費税増税や新型コロナウイルスの影響がある中でも、テーマ性のある街づくりの充実やポラス初の大型マンション竣工、プレカット事業では名古屋工場の稼働、ヘルシンキ木材調達拠点の設立などによる販売、生産量が拡大した。4期連続で売上高を更新し、経常利益、純利益と併せて過去最高の業績となった。今期は時代の変化をチャンスと捉え、地域特性を活かした新しい街づくり提案、ポラス単独展示場の拡充、プレカット生産拡大など、創意工夫の観点で新しい時代に先駆けた『住まい・暮し』を提供し続け、シェアNo.1エリア、市場占有率の拡大を進めていく」とコメントした。

 中央住宅代表取締役社長・品川典久氏は、「地域と一体となり『テーマ性の高い街づくり』に取組んできた結果、契約戸数は2,515棟と過去2番目の契約となった。今期は分譲住宅契約2,980 棟を実現する」とコメントしている。

ポラス2019年3月期 売上高2,163億円 分譲戸建て契約2,654棟 ともに過去最高(2020/6/29)

 

 

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