「パークタワー勝どきミッド/サウス」
三井不動産レジデンシャル(幹事)、鹿島建設、清水建設の3社は7月21日、中央区勝どき二丁目・四丁目の「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」内の勝どき駅直結・商住複合大規模再開発プロジェクト「パークタワー勝どきミッド/サウス」(総戸数2,786戸)を今秋に発売する予定と発表した。
物件は、中央区勝どき4丁目、都営大江戸線勝どき駅から徒歩1分45階地下2階建て「ミッド」1,121戸(販売戸数570戸、事業協力者住戸551戸)と、同駅から徒歩2分の58階地下3階建て「サウス」1,665戸(販売戸数1,109戸、事業協力者住戸556戸)の合計2,786戸(販売戸数1,679戸、事業協力者住戸1,107戸)。売主は「ミッド」が三井不動産レジデンシャル、清水建設。「サウス」が三井不動産レジデンシャル、鹿島建設。施工は「ミッド」が清水建設。「サウス」が鹿島建設。価格は未定。販売開始予定は2020年秋頃。竣工予定は2023年8月下旬、入居予定は2024年4月下旬。
〝人、街、地域、そして未来を結ぶ架け橋〟を目指し「BRIDGE TO THE NEXT」をコンセプトにwith/afterコロナを「ニューノーマル」と捉え、新たな商品プランを提案しているのが特徴。
専有部では、3LDK、2LDK の間取り変更メニューに書斎部屋プランを設定。共用部には個室ブース付きのリモートワークスペースや、ひとりでリラックスした時間を過ごすことができるプライベートサロン、オンラインフィットネスに対応したパーソナルスタジオなどを整備する。
800本を超える樹木に囲まれた外構エリアにはWi-Fi 環境を整備、ワークに適したアウトドアテーブルを複数設置。サウス棟の1階にあるカフェテリア、2階にあるテラスラウンジでは、水辺に面したサッシを解放し、内外一体の心地よい空間を創り出す。ミッド棟3階に約300㎡のコワーキングスペースを設置する。
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with&afterコロナを見据えたいいプランだと思う。購入を検討する人にとって悩ましいのは「HARUMI FLAG」との選択だ。「勝どき」の価格は未定で、いくらになるかは現段階で書かないが、間違いなく坪単価は400万円を突破する。
一方の「HARUMI FLAG」は、次回以降の販売時期も引き渡し時期も「未定(2023年3月以降)」のままだ。こちらの坪単価は300万円として、交通便が異なり、坪当たり100万円の差があれば競合しないかもしれないが、マンションの価値は価格だけではない。坪100万円も安ければ「HARUMI FLAG」を選択する人も少なくないはずだ。
やはり「HARUMI FLAG」の引き渡し時期を早く決定すべきだ。そうでないと、売る側も買う側も結論が下せないのではないか。
外構エリア ビッグテーブル
「HARUMI FLUG」引き渡し時期延期 販売再開も「未定」(2020/6/23)