東日本旅客鉄道東京支社と三菱地所は12月10日(木)から12月25日(金)までの16日間、東京駅周辺エリアで「東京ミチテラス2020」を開催する。
演出テーマは「Message of Lights」。新型コロナウイルスに立ち向かう医療従事者とエッセンシャルワーカーへ感謝の意を伝えるとともに、新しい時代(ニューノーマル)に向かって進むすべての人を応援するため、感謝と応援のメッセージをアートカリグラフィー※で表現した大小のオブジェを展示する。
会場は、東京駅丸の内駅前広場と行幸通り。三密回避やソーシャルディスタンスなどを踏まえ自宅などでも楽しめるようにする。
※「カリグラフィー」とは、「美しい書き物」という意味のギリシャ語で、アルファベットを独特のタッチで書く技術。「アートカリグラフィー」は、伝統的カリグラフィー手法とデザインセンスを融合させ、言葉の意味をこめながら絵のように表現するアート。
東京ミチテラス2020 公式WEBサイトhttps://www.tokyo-michiterasu.jp/
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エッセンシャルワーカーとはどのような職種の人かよく分からないが、記者は東京都が発表した新型コロナ感染者の職業を調べたことがある。10月1日から11月8日までの感染者で職業が明らかになった4,470人のうち、会社員1,629人、無職499人、学生487人に次いで多かったのが、医療従事者182人+施設職員118人+医師43人の343人が医療従事者とエッセンシャルワーカーということになるのだろうか。
比率的には1割にも満たないが、自らが感染するリスクを負いながら、人の命を救い感染拡大防止のために必死で働いている人を応援するイベントの開催は大賛成だ。アートに光を当てるテーマもいい。