三菱地所の新スローガン「三菱地所と次にいこう。」を告知する新CM「三菱地所と次にいこう。」を見た。
新CMは、2010年から8年間CMを放映してきた「三菱地所を、見に行こう。」に代わるもので、これまでのスローガン・CMからのステップアップを目指し、「まちづくり」を通してより良い未来をリードしていく存在でありたい、という想いを込めたという。
テレビCMの第一弾「協創」篇は、2017年度から同社グループのCMに出演している女優・高畑充希さんを起用。2027年度に東京駅前に全面開業予定の「TOKYO TORCH」(トーキョートーチ)」を舞台とし、「何事かを成し遂げるには、他人とのぶつかりあいが必要だ」という劇作家ゲーテの言葉を引用、協創の場を「知性のぶつかりあいが起こる空間」として紹介している。
撮影は、TOKYO TORCH街区内に2021年6月末竣工予定の「常盤橋タワー」建設現場で実施。赤、青、黄、緑の様々な色のライティングで幻想的に演出。未来と協創の語り手として、クールで大人の高畑充希さんを描いている。
高畑さんは、「今回の撮影は、建設中の常盤橋タワーの建設現場ということで、いつもとは違う緊張感がありました。建設中のビルの中に入ったのは初めてだったのですが、このCMを通して、刺激的な空間が出来上がっていく躍動感を感じていただけたら嬉しいです」とコメントしている。
新CMは3月18日から放映されている。
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記者だけかもしれないが、TVCMというものはよく目立つか、よほど意識して観ていないとなかなか伝わらないものだと感じた。
記者は、同社のCMタレントは桜庭ななみさんだとずっと思ってきた。桜庭さんは、同社が2013年に東京ドームで行った新CM発表会で始球式を行ったとき拝見している。
今回の新CMは、あのときの桜庭さんと顔もスタイルも全然異なる〝大人〟に変身していたので、びっくりした。つまり、3年以上も前に高畑充希さんに代わったことを全く知らず、「三菱地所を、見に行こう。」=あのかわいい桜庭さんだと思い込んできたということだ。
ネットで高畑さんを調べた。1991年生まれというから29歳だ。名前・充希は「みつき」とお読みすることも知った。桜庭さんも調べた。1992年生まれだった。同じ世代だ。ということは、初めて桜庭さんを身近に見たときは21歳だったということだ。サザエさんが歳をとらず、吉永小百合さんも30年くらい前と同じなのと一緒か。そういえば、昨日(20日)の小野由記子さんも全然変わっていない。鏡を見るのも嫌になるほど加速度的に醜悪度を増すのは記者だけか。