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2021/04/27(火) 16:16

三菱地所ホーム コロナ禍のニーズに応える「風通しの良い家」バーチャルモデル

投稿者:  牧田司

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「風通しの良い家」

 三菱地所ホームは4月27日、オンライン記者発表会を開き、コロナ禍によって変化した暮らし方と住まいへの新しいニーズに応える、全館空調「新・エアロテック-UV」を搭載した「風通しの良い家」のバーチャルモデルハウスを同日から公開すると発表した。

 「風通しの良い家」は、場所や用途を限定しないフリーアドレスの考え方を取り入れ、ゾーニング・動線・視線の工夫により、限られた空間を「さわやかな風のように」フレキシブルに活用する“目に見えない心地よさ”をテーマに、帰宅後すぐに手洗い・うがいができるよう「ウイルス・ケア・ゾーン」を設置し、京町屋などに見られる採光、通風、物の運搬など様々な用途に使われる「通り間」をヒントにした「TOHRI-NIWA」や、キッチン(K)を起点として、ダイニング(D)、リビング(L)へ、床レベル差をつけて段々とつながる「ステップKDL」を提案しているのが特徴。

 「新・エアロテック-UV」は、日機装が開発した医療機器に搭載されているものと同じ深紫外線LEDを採用し、空気内のウイルス、臭気、アレル物質をまとめて除去・消臭し、クリーンな空気で各部屋を24時間365日換気するもの。

バーチャルモデルハウスはこちら。

https://www.mitsubishi-home.com/lp/newlife2021

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◇       ◆     ◇

 記者は、他の取材と重なりオンライン発表会は視聴できなかったが、同社から送られてきたバーチャルモデルハウスを「見学」した。

 バーチャルモデルハウスは、他社を含めこれまで数回見ている。いずれもきれいではあるが、やはり画像では住宅の質感は伝えられていない。今回のモデルハウスも、画像をクリックすれば、ところどころの特徴はコピーで説明されている。例えば、「Family salon」は「吹抜に面したホールは、住まう人により様々な使い方ができるニュートラルなスペースです」とあり、「TOHRI-NIWA」は「フレームレスの全開放サッシにより、庭のような開放感を感じられます。子供が遊んだり、軽い運動をしたり、近所の方との談笑の場にもなる、パブリックとプライベートの中間領域に」などとある。

 しかし、これだけでは肝心の「新・エアロテック-UV」の快適性はもちろん、ホールの天井高はどれくらいあるのか、床や壁、建具家具などはシート張りなのか、本物の木や石が採用されているのかどうかは分からない。

 やはり、画像では伝えきれない弱点をどう補い、分かりやすく伝えるかが大きな課題だ。スウェーデンハウスの村井秀壽社長も言った。「五感」にどう訴えるかだ。画像にナレーションや音楽を入れることなどは容易なはずだ。

 同社でいえば、CMに起用されている村上龍氏に全館空調と仕事について語ってもらうというのはどうか。出演料が高いのであれば、同社の名物広報マンYさんや、野球部のプレイングマネージャーSさんもタレントとして使える。

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