マンション管理業協会(理事長:高松茂・三井不動産レジデンシャルサービス会長)は4月12日、2023年度第4四半期終了時点におけるマンション管理適正評価制度の登録状況、評価結果集計データをまとめ発表した。
2024年3月末現在の登録は4,180件で、内訳は★5つ1,062件、★4つ1,726件、★3つ1,064件、★2つ321件、★1つ1件。うち国のマンション管理計画認定制度に認定されているのは396件。
評価データの主な特徴は、管理体制のポイントの平均点は17.67点/20点満点、建築・設備のポイントの平均点は16.03点/同、管理組合収支のポイントの平均点は27.96点/同40点満点、耐震性のポイントの平均点は9.32点/10点満点で、400戸以上の★5の割合は78.3%、50戸未満の★5の割合は19.3%、新耐震基準の割合は91.8%、旧耐震基準の割合は8.2%(うち耐震診断未実施の割合は70.6%)など。
同協会は2024年度末までに登録件数を1万件に増やす目標を掲げている。
マンション管理適正評価 ★5つは11%のプレミアム横浜市立大・齊藤教授らが報告(2024/4/2)