大和ハウス工業は5月28日、昭島プロジェクトの第一弾「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」(全481戸)が竣工予定の今年8月を待たず、5月16日に全戸完売したと発表した。2023年9月9日の販売開始から約8か月の完売。
「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」は、JR青梅線昭島駅北口から徒歩5分に位置し、周辺には大型商業施設やスポーツ施設、緑豊かな環境が充実しているなど、生活利便性と自然環境を兼ね備えた分譲マンション。
専有部は、全66タイプの多彩なプラン(1LDK~5LDK)を用意するとともに、間取り変更ができる「ウォールドア」やオリジナルの収納型「ワークカウンター」などのほか、「置き配スペース」を玄関ポーチに設置。共用部には「プライベートサウナ」のほか個室を備えた「ワークスペース」や「ランドリールーム」「家庭菜園スペース」など多様なニーズに応える共用施設を設けている。
契約者からは、交通利便性の高い立地や充実した共用施設、利便性と快適性を追求した専有部の設備に加え、商業施設やスポーツ施設などが充実した都市型リゾートエリア「東京・昭島モリパーク」初の分譲マンションという点などが高く評価されたという。
平均坪単価約252万円、専有面積56.57~89.08㎡。契約者の年齢は20代約13%、30代約40%、40代約17%、50代約12%、60代以降が約14%、家族数は2人約45%、3人約28%、4人約13%、居住地は東京都内が約87%(うち昭島市内が約35%)。
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驚異的な売れ行きだ。昨年5月のメディア向け内覧会で、同社東京本店統括マンション事業部東京マンション事業部販売事務所長・東本剛氏が「現段階で価格は3LDKで5,000万円台としか言えないが、衣と食が揃っている『モリパーク』に住機能を備えることで、街の発展に寄与したい。次期以降の販売もあるので、来年の6月までに完売したい」と語ったときは、わが耳を疑った。とてもいい物件だとは思ったが、竣工までに売り切るのは至難の業だと思った。よくもそんな大風呂敷を広げられるものだ、稀代のほら吹きではないかと。
しかし、6月より1か月速く5月半ばで売り切った。東本氏には頭を下げるほかない。物件に力がないとできない芸当ではあるが…。
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