「イニシアフォーラム南荻窪」2階リビング
コスモスイニシアが分譲中の戸建て「イニシアフォーラム南荻窪」を見学した。JR荻窪駅、西荻窪駅からそれぞれ徒歩14分の1低層エリアに位置する、コモンスペースを取り囲むように配棟されている3階建て。周辺は良好な戸建て住宅街。商品企画の差別化はできていると思う。
物件は、JR荻窪駅・西荻窪駅から徒歩14分、杉並区南荻窪2丁目の第一種低層住居専用地域(建ペい率50%、容積率100%)に位置する全5棟。土地面積は100.11~110.44㎡、建物面積は92.25~121.43㎡、現在先着順で分譲中の住戸の価格は1億3,780万円。建物は竣工済み。構造・規模は2×4工法3階建て。施工は三井ホームエンジニアリング。3月15日から3戸の分譲を開始しており、2戸は契約済み。
現地は、閑静な第一種低層住居専用地域の閑静な住宅街の一角。道路を挟んだ敷地北側は中学校と神社に隣接、南側は低層住宅街。主な特徴は、全5棟がコモンスペースに面している住棟配置のほか、ZEH水準、ゆとりある玄関・ホール、2階リビング天井高4m以上、ふるまい本棚、ロフト、ルームバルコニーなど。
ルーフバルコニー
玄関・ホール
◇ ◆ ◇
現地に着いたとき、すぐ思い出したのは2016年に見学取材した同社の「グランフォーラム石神井公園」だった。コモンスペースを中央に配した住棟配置が同じだったからだ。敷地全体を無電柱化し、インド砂岩による植栽桝やゲート、斑岩による舗装などもほとんど同じだった。
驚いたのは、同社の物件を含め周辺には完売済みの戸建てを含め十数か所で戸建て分譲現場があることだった。価格帯もみんなよく似ている。1億円は超えるが、2億円以上は少ないようだ。
同社の分譲戸建ては上段で紹介したように差別化は出来ていると思うのだが、他社物件を見ていないので何とも言えない。物件をたくさん見ないといけないということだ。
現地
現地
植栽帯
井の頭公園に2分 隣接地も公園 リビング天井高4m超 コスモスイニシアの戸建て(2024/10/23)
価格に見合う価値あり コスモスイニシア「グランフォーラム石神井公園」(2016/12/3)