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2025/05/27(火) 17:29

23区内・南荻窪で2013年以来となる大規模分譲 パナソニック ホームズ

投稿者:  牧田司

パナソニック ホームズが近く分譲する戸建て「パークナードテラス南荻窪 景邸(けいてい)」(23区画)を見学した。従前地は日銀社宅で、23区内の中央線沿線で20区画以上の戸建て住宅は2013年以来となる大規模開発。パナソニックの水まわり住宅設備の最上位シリーズ「L-CLASS」が随所に採用されているのが特徴。

物件は、中央線西荻窪駅から徒歩13分~14分(荻窪駅から徒歩1617分)、杉並区南荻窪2丁目の第1種低層住居専用地域/第1種中高層住居専用地域(建ぺい率50%/60%、容積率100%/200%)に位置する開発面積約2,870㎡の全23区画。第1期販売予定7区画の土地面積は105.00105.05㎡、建物面積95.56104.24㎡、価格は未定。建築構造は軽量鉄骨2階建て(軸組工法)。建物は20254月・5月完成済み。

現地は、閑静な住宅街の一角で、同社は2年前にも南荻窪1丁目の日銀社宅跡地で12区画を分譲している。

主な基本性能・設備仕様は、Nearly ZEHにしたほか、同社オリジナルの60年長期保証延長システム、家まるごと断熱・エコナビ搭載換気システムHEPA+(へパプラス)を採用。ほかには、太陽光発電システム、リビング天井高2700ミリ、ウルトラファインバブル、パナソニックのL-CLASSキッチン・洗面室、アラウーノ、スピーカー付きダウンライト、パナソニックドア、ガス衣類乾燥機・乾太くん、スマートHEMSIOTなど。

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荻窪駅圏では先月、コスモスイニシアの3階建て分譲戸建て「イニシアフォーラム南荻窪」5戸を見学取材した。コモンスぺースを囲むように住棟配置し、リビング天井高を4m確保するなどの商品企画が優れていた。

今回のパナソニック ホームズの物件は、戸数が23戸の大規模開発というのが特徴だ。現段階で完成建物は7棟。各棟の外壁には、汚れが落ちやすく耐久性に優れた光触媒タイルや親水性のある焼きものタイルを採用。外構にも自然石やオリジナルタイルを多用している。

HEPAフィルター」搭載の住宅用換気システムは、花粉対策製品認証を取得しており、0.3μmの微粒子に対して99.97%の捕集率を有する「HEPAフィルター」を通して、外気よりきれいな空気を取り込むことができるスグレモノだ。

見学したモデルハウスの内装は白が基調で、間接照明が多用されており、とても美しい。設備仕様では、パナソニック製の機器がたくさん採用されているのは当然だが、L-CLASSのキッチンと洗面室を見たのは今回が初めてだった。クォーツストーン天板のキッチンは、大容量のフルオープン食洗機を採用、横1列の3つ口ガスコンロは調理スペースも広く使いやすい。洗面室の三面鏡は時計付きで、用途に応じて化粧できる調光調色LED照明「美ルック」は女性に人気とか。浴室の浴槽、カウンターは水や汚れをはじく素材が使用されており、床もカビが生えにくい仕上げになっている。一つだけ驚いたのは、リンナイの人気商品・乾太くんが標準装備されていたことだ。

 肝心の価格だが、平均価格は1億数千万円台になると思われるが、ひょっとしたら2億円超の住戸も分譲されるかもしれない。事前の反響も上々とのことだ。

コモンスペース中央に全5 差別化できている コスモスイニシア「南荻窪」(2025/4/19

 

 

 

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