「三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬」
三井不動産は6月24日、ライフスタイル型商業施設「ららテラス」として首都圏6施設目となる「三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬」をオープンした。年間売上目標は120億円、年間来場者目標は350万人以上。
北綾瀬駅北改札からからペデストリアンデッキで直接接続されており、「暮らし 綾なす」を施設コンセプトに、綾瀬エリア初となる大型フードコートの10店舗のほか、地域居住者のデイリーニーズに応じた全51店舗が入居する。
この他、地域に愛される施設を目指した取り組みとして、綾織を取り入れた外観とし、ストリートピアノの設置を予定。その他、ZEBOriented(物販等)、DBJGreenBuilding認証、太陽光パネルの実装(約80,000kWh/年)、屋上・歩道の緑化(計約960㎡の緑地)などサステナブル社会の実現に向けた取り組みを行っている。
同社は国内商業施設として、22施設のリージョナル型ショッピングセンター、13施設のアウトレットモール、37施設の都心型・複合型商業施設、15施設のライフスタイルパークを展開しており、今回の「北綾瀬」はライフスタイルパークに該当し、首都圏では「南千住」「武蔵小杉」「TOKYO-BAY」「HARUMI FLAG」と、2025年5月31日にオープンした「川口」続き6施設目。コンセプトは「街の賑わい」と「日常生活の彩り」の提供。
施設は、東京メトロ千代田線北綾瀬駅直結、足立区谷中四丁目に位置する敷地面積約8,700㎡、鉄骨造4階建て延床面積約31,800㎡。設計は基本設計が石本建築事務所、実施設計が大本組。施工は大本・三浦建設共同企業体。環境デザインは船場。運営・管理は三井不動産商業マネジメント。
北綾瀬エリアの世帯数は2018年の12,101世帯から2024年は14,116世帯と右肩上がりで増加しており、1㎞圏内の新築マンションも2022年の1棟から2025年5棟に増加。坪単価は数年前と比較すると倍近くに上昇している。
ペディストリアンデッキ
フードコート
屋上緑化
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