
「シエリア杉並高井戸」(走っている電車は渋谷行き)
関電不動産開発が分譲中の「シエリア杉並高井戸」(110戸)を見学した。京王井の頭線高井戸駅から徒歩3分の大規模で、線路に隣接していることから日照・眺望が担保されており、周辺には広大な栗林など緑環境に恵まれているのが特徴。坪単価597万円も割安だ。
物件は、京王井の頭線高井戸駅から徒歩3分、杉並区高井戸西二丁目の第1種中高層住居専用地域に位置する8階建て全110戸。専有面積は54.91~105.97㎡。現在先着順で販売中(14戸)の住戸の専有面積は54.91~74.86㎡、価格は9,498万~13,598万円(最多価格帯9,900万円台)。坪単価は597万円。竣工予定は2026年2月下旬。設計・監理・施工は長谷工コーポレーション。
2024年10月からエントリーを開始し、これまでの反響数は2,642件。モデルルームオープンは2025年3月で、これまでの来場者数は418件。来場者は地元杉並区(約50%)をはじめ、世田谷区など広域にわたっており、共働きのファミリー層が中心。販売開始は2025年5月で、これまでに48戸を成約。
現地は、大手製粉会社の社宅跡地。長谷工コーポから取得した。道路を挟んだ敷地南側は京王線の線路(比高差は1層くらいか)。敷地は東西軸が長い長方形に近く、住戸はほとんど南向き。北側は自走式駐車場(35台収容)。敷地北側は約1.5haの栗林が広がり、周辺は中層マンションや戸建て住宅街。小学校にも近接。
主な基本性能・設備仕様は、ZEH-M Oriented、オール電化(同社はガスは採用しない)、二重床・二重天井、リビング天井高2450ミリ(販売済みの最上階は3000mm)、ディスポーザー、食洗機、御影石キッチン天板、タオル掛け2か所など。
同社販売担当者によると、周辺のマンション価格は軒並み坪単価600~700万円になっているマーケット、広めを志向する検討者に好評という。建物は竣工しているが、売り急ぎなどせず、じっくり販売していくという。

建物北側

完成予想図

モデルルーム
◇ ◆ ◇
昨年1月、同社の「シエリアタワー南麻布」を見学したとき、「シエリア杉並高井戸」(110戸)を分譲すると聞き、これは絶対見学すべきだと思った。高井戸駅圏の一等地で、線路に隣接しているからこそ日照・眺望が担保されているからだ。
坪単価は600万円を突破しているだろうと思ったが、若干下回っている。これほどの単価で供給できるのは、用地取得時期が3年前だったからだろう(当時の京王井の頭線・本線の相場は坪400万円台だった)。
これまで、井の頭線のマンションはかなり見学取材している。最高峰は三井不動産レジデンシャル「パークシティ浜田山」(開発面積8.4ha)だが、駅に近く大規模な物件は少なく、「浜田山タウンハウス」「ファミールグラン高井戸デュープレックス」(340戸)「プラウド駒場」(223戸)くらいしか思い浮かばない。

現地北側(左後方は栗林)
首都圏初「実質CO2ゼロ」タワーマンション 設計・施工は竹中 関電不開発「南麻布」(2025/1/28)
感動的なマンション 三井不動産レジデンシャル「浜田山」(2007/11/8)

