
「駒沢公園第3モデルハウス(MITSUI HOME KOMAZAWA)」
三井ホームは5月19日、同社の最新の「MOCX WALL(モクスウォール)工法」をモデルハウスに初採用した「駒沢公園第3モデルハウス(MITSUI HOME KOMAZAWA)」をメディアに公開した。壁倍率30倍超のオリジナル高強度耐力壁「MOCX WALL」を採用することで下がり壁や耐力壁を削減し、大開口・大空間を実現するとともに、ライフスタイルの変化にも対応する自由度の高いデザイン・可変性を可能にした。モデルハウス仕様で坪単価は270万円で、本物志向の富裕層がターゲット。
特徴は、第一に木造マンション「MOCXION」で培った高強度耐力壁技術を戸建て向けに最適化して導入したことで、「下がり壁」や「耐力壁」を大幅に削減したこと。第二に都市部の限られた敷地でも、光と風を最大限に取り込む「高さ3mの大開口」(2階リビングの最大天井高は4.38m)を実現したこと。第三にプランニングでは持続的な幸福感(ウェルビーイング)を提案し、ライフスタイルの変化に対応する自由度の高い居住空間を体感できること。
見学会で同社技術研究所研究開発グループ長・上迫弘幸氏は、「部材を一から見直し、オリジナル耐力壁を採用したことで圧倒的な開放感と自由空間を実現した。ノイズレス、シームレスな空間は、家族構成やライフスタイルの変化に対応できる。リフォームが容易で、間仕切りをなくしたり別用途に再構成したりすることも可能。当社グループが掲げる『経年優化』の思想を具現化するもの」と話した。
また、同社注文住宅事業推進室開発グループ長・小田康太氏は「外観デザインは、上質なベージュトーンを採用し、緩い勾配金属屋根を採用することで視認性を高めた。植栽計画では三重県鈴鹿市の圃場の何万本の中から百日紅やカツラ、サザンカなどを選んだ。インテリアはクワイエットラグジュアリーを多用することで、ターゲットとする本物志向の富裕層に訴求するようにした」と語った。
「駒沢公園第3モデルハウス(MITSUI HOME KOMAZAWA)」は、世田谷区・駒沢公園ハウジングギャラリー内にオープンしたもので、MOCX WALL工法(2階建て)、延床面積243.02㎡(73.51坪)。モデルハウス仕様で、外構などを含めた価格は3.5億円。建物坪単価は270万円。

外観

LD

Powder&Fitnese(ファニチャーはDEDON)

ハイシーリング天井

上迫氏(左)と小田氏
◇ ◆ ◇
今回のモデルハウス見学会は、昨年11月に行われた構造見学会も取材しているので、どのようなものになるか楽しみにしていた。「MOCX WALL」の特徴はハイシーリングや二方向持ち出しバルコニー、フラット掃きだし窓などによく表れていた。デザインはオーソドックスな和洋折衷で、奇を衒っていないのがいい。
とてもいいと思ったのは2階のLD(28.9畳大)もそうだが、Kichen(10.3畳大)、Garden Lanai、Powder&Fitnese(10.3畳大)、Lounge(12.5畳大)などだ。
Kichenはドイツ・ポーゲンポール製、天板はマラッツィ社のシルバールート。Garden Lanai には大きな水盤が設けられている。Powder&Fitnese はサウナとDEDON(デドン)のファニチャーが採用されている。
嬉しかったのは、わが三重県の鈴鹿市が全国有数の植木産地なのは初めて知ったことと、見学しながら予想した坪単価250万円がほぼほぼ的中したことだった。駒沢住宅展示場は大激戦を展開することになるはずだ。

掃き出し窓

Garden Lanai

マラッツィ社のシルバールートが採用されているキッチン天板

外観
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