
「パークコート御茶ノ水 ザ タワー」
三井不動産レジデンシャルは7月7日、日本サッカー協会(JFA)本部ビル跡地に建設中の「パークコート御茶ノ水 ザ タワー」のレジデンシャルサロン メディア内覧会を行った。現地は、御茶ノ水駅と本郷三丁目駅のほぼ中間地点に位置し、公開空地を設けることで総合設計制度の適用を受けており、内外観とも優美なデザインが特徴。坪単価は1,200~1,250万円と見たが…それほど的を外していないはずだ。
現地は、日本サッカー協会(JFA)が2003年~2023年まで本部ビルとしていた土地と建物を同社が取得し、タワーマンションとして建設しているもの。他に地権者はいないことから、店舗など商業施設を一つも設けていない。一方で、レガシーとして、現地にあったモニュメントの再設置・サッカーをモチーフにしたアート設置や展示を計画している。
設計・デザイン監修は、同社の「パークコート赤坂檜町ザ タワー」や「パークコート千代田富士見ザ タワー」などを手掛けた日建設計。外観は、ガラス基調の優美なデザインが特徴で、共用施設としてラウンジ、ゲストルーム、パーティラウンジ、ゴルフラウンジ、主に小学生~10代の子どもを対象としたティーンスペースなどを設ける。また、共働き世帯の入居を想定した家事代行、館内物流サービス、各種備品貸し出しサービスなどを行う。
物件は、JR・丸ノ内線御茶ノ水駅から徒歩7分、大江戸線/丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩8分、文京区本郷3丁目の商業地域(建ぺい率80%、容積率600%)に位置する敷地面積約2,901㎡、地下3階・地上23階建て延床面積約31,931㎡の全全267戸(一般販売対象戸数264戸)。専有面積55.06~138.97㎡、予定価格は18,000万円台~80,000万円台(最多価格帯33,000万円台)。竣工予定は2028年1月下旬。設計・監理は日建設計。施工は東急建設。販売開始は10月下旬。これまでのエントリー数は約3,500件。
モデルルーム(100㎡、予定価格42,000万円)は南西角住戸で、2~21階まで20戸。デザインはオーストラリア人のデザイナーを起用。天井高は2650ミリ(他の標準階は2500ミリ、最上階は2800ミリ)。カラーリングは白が基調で、アール形状を多用しているのが特徴。


エントランス

TEEN SPACE

100㎡モデルルーム

100㎡モデルルーム洗面室
◇ ◆ ◇
御茶ノ水駅から現地までは東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)と順天堂大学病院の敷地が続き、商業地域であるにも関わらず、周辺に商店街などはなく(由緒ある壱岐坂が近くにあるが)、ビルやマンションなどが建ち並んでいる。〝サッカー通り〟の表示はあるが、サッカーにつながるオブジェなど一つもない。
なので、現地を見るまでは坪単価1,300万円とはじいていたのだが、アクセス、周囲の環境などを加味して、単価は坪1,200~1,250万円に下方修正した。
そして、レジデンシャルサロンでのメディア内覧会で担当者から説明を聞き、モデルルームを見学して、下方修正したのは正解だと確信した。敷地面積約2,901㎡のうち公開空地面積を約1,552㎡確保していることで、容積率と高さ規制の緩和(容積率は80%⇒100%か、高さ規制は60m⇒78m)を受けているのは強調材料ではあるが、小生の予想はそれほど的を外していないと思う。
好き嫌いがあるので何とも言えないが、アール形状を多用したモデルルームは同社の「パークコート青山 ザ・タワー」を彷彿とさせる。女性には受けるはずだ。

現地(北東から)
非日常の極み三井不レジ「パークコート青山ザタワー」は坪単価950万円(2016/10/18)
新国立競技場だけでない三井レジ「赤坂檜町」も隈氏デザイン監修圧倒的人気(2015/12/22)

