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2026/07/09(木) 20:57

喫煙者に好ましい中央・港・千代田、ワーストは大田・江東・江戸川 辛口記者

投稿者:  牧田司

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表は、プランワークス政策研究所のレポート「東京23区における公共の喫煙所の整備について」と日高屋、ドトール、マクドナルド、スターバックスのそれぞれのホームページに掲載されている店舗数から作成した
  東京23区 公共喫煙所&タバコが吸えるカフェ・飲食店舗.pdf

 記者はマンションや分譲戸建てなどの取材で外出するとき、いつも街路樹や雑草と会話を交わし、街行く人…もっとも凝視するのは、わが国の将来を左右する、さかり(発情期)を迎えた女性のお尻だが、もみじ饅頭のような乳児の手足からすっかり足腰が弱った高齢者の足取りまで目を凝らす。

 そして必ずチェックするのはタバコが吸えるカフェ・飲食店があるかどうかだ。最近まで全く知らなかったのだが、コンビニの数より多い不動産業者は、DHM(「ドトール」「日高屋」「マクドナルド」)が揃っているかどうかを街の賑わい・ポテンシャルを図る簡便な物差しとして使用しているということを同業の記者から聞き、なるほどと思ったものだ。

 そこで、今回は、タバコも酒も欠かせない、何かにつけキレがなくなってきた〝辛口〟記者の視点から、もっとも好ましい(好ましくない)23区はどこかを探ってみた。別表がそれだ。

 資料となったのは、プランワークス政策研究所が今年5月25日に公表したレポート「東京23区における公共の喫煙所の整備について」と、「ドトール」「日高屋」「マクドナルド」に、全面禁煙の「スターバックス(スタバ)」の店舗数だ。

 同研究所が「東京23区に必要な喫煙所数は2,543か所」とした根拠として「東京23区を500mメッシュ単位で区分し、住民・通勤者、近距離レジャー・日帰り来訪・イベント来訪者人口が最大化する『滞在人口の最大値』を算出・リスト化したうえで設置数を算定」しているのはいま一つよくわからないのだが、もっとも公設喫煙所(補助含む)が多いのは港区の113か所で、82か所の千代田区、76か所の中央区と続く。必要設置数に対する設置率のトップは81.7%の中央区で、72.9%の港区、55.0%の千代田区がベスト3だ。もっとも低いのは5.4%の江戸川区で、6.6%の大田区と豊島区がワースト3。

 これに、喫煙ブースが7~8割は確保されている日高屋、ドトールの店舗数を調べた。日高屋がもっとも多いのは新宿区の14店舗で、次いで豊島区の9店舗、千代田区、台東区、足立区がそれぞれ8店舗。ドトールがもっとも多いのは千代田区の35店舗で、29店舗の新宿区、22店舗の港区がベスト3。

 公設喫煙所、日高屋、ドトールを合わせた数値を必要設置数で割った喫煙可能率のトップは107.5%の中央区で、2位は90.3%の港区、3位は83.9%の千代田区となった。ワースト3は16.8%の大田区、18.8%の江戸川区、21.4%の江東区の順。

 これに、マック(小生はほとんど利用しない)の店舗を加えた数値を必要設置数で割った〝ポテンシャル〟度を計ったら、トップは中央区で、以下、港区、千代田区、渋谷区、台東区の順。ワーストは大田区、江東区、江戸川区、中野区、豊島区の順。

 ちなみに、全面禁煙のスタバがもっとも多いのは足立区の17店舗で、新宿区・練馬区が16店舗。

 みなさん、いかがか。小生の我田引水ではない。レポートをまとめた同研究所は「喫煙所は喫煙者のための施設であると同時に、非喫煙者を路上等での望まない受動喫煙から守るインフラとして機能する。また、喫煙所の整備がもたらす効果は、受動喫煙の防止のみならず、吸い殻のポイ捨て抑制、歩行者との接触・火傷事故の回避、火災リスクの低減、景観改善など、複合的な都市環境改善効果が生まれる」「行政・民間事業者・地域団体が一体となって喫煙環境整備を推進することが、喫煙者と非喫煙者の真の共存を実現する上で重要である」ことを裏付けているではないか。飲酒・喫煙者にとって住みやすいのは中央・港・千代田区となった。逆に住みづらいのは大田・江東・江戸川区だ。

 これに、酒もたばこも好きでない人にとっても重要な緑被率や公共施設の多寡などのデータを加えたら、これまでにない〝住みたい街〟ランキングが完成する。機会があったらチャレンジしよう。2014年に書いた記事「強まるバルコニーでの禁煙「共同の利益」に反しないのか」(2014/9/27)には12,000件超のアクセスがある。

 

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