
「イニシアフォーラム大森山王ヒルトップテラス」
コスモスイニシアが9月18日に分譲開始する戸建て「イニシアフォーラム大森山王ヒルトップテラス」を見学した。大森駅からの比高差がかなりあり、フラットでも人の半分くらいの速さでしか歩けない記者は現地まで20分くらいかかったが、物件は最高に素晴らしい。「大森山王」のブランドからして価格もリーズナブルなものだと思う。
物件は、京浜東北線大森駅西口から徒歩10分、大田区山王三丁目の第1種低層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率100%)に位置する全9戸。土地面積は105.06~138.12㎡、建物面積は109.71~151.01㎡、予定価格は16,000万円台~2億円弱。9月下旬に販売予定の第1期1次(2戸)の土地面積は105.06・110.04㎡、建物面積は109.71・120.82㎡、価格は16,000万円台・18,000万円台。2戸追加販売される模様。構造・工法は木造(在来軸組工法)2階建て・3階建て。施工は大出産業。建物は2月と4月に竣工済。
5月21日二ホームページを開設、これまでの反響数は120件。商談ラウンジへの来場者は46件。対応に限界があるため現時点でストップしている。来場者の居住地は地元と地元以外が半々、8割はマンションからの買い替えのファミリー層。9月18日から第1期1次(2戸)の登録を開始するが、主な基本性能・設備仕様は、ZEH水準、長期優良住宅、フィオレストーンキッチン天板、挽き板フローリング、真鍮カラー把手、廊下タイル、メーターモジュール階段、深型BOSCH食洗機、『乾太くん』先行配管(4号棟のみ設置済み)など。
現地は、物件名に〝ヒルトップ〟が付いているように、大森駅からの比高差にして15mはありそうな丘の上。従前敷地は約1,000㎡の1戸の邸宅。敷地全体の高低差を利用し、1階にガレージ・居室、2階にリビング、3階に全戸「SOLA TERRACE」(2畳くらいか)などを設けているのが特徴。モデルハウスの家具は建築家・デザイナー山下泰樹氏が手掛ける家具・インテリアブランド「DAFT about DRAFT」。
同社分譲事業部販売部二課<プロジェクトマネージャー>三好貴也氏は「建ぺい率、容積率の法的規制をクリアし、敷地の高低さを生かし、『ビルトインガレージ』『SOLA TERRACE』や『SOLA LIVING』などのプランは戸建てしかできない設計」と、同課<営業担当>幸山千尋氏は「23畳大の圧倒的に広いリビングや、5m超調の吹き抜け空間(8号棟)などは、注文住宅を検討されている方もびっくりされています」とコメントしている。

モデルハウス

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同社の主な分譲戸建てはほとんど見学取材してきたが、設備仕様レベルは今回の物件がナンバーワンだ(近く見学する「二子玉川」のほうがレベルは高いと聞いているが)。最近は、大手デベロッパーの都市型戸建てをほとんど見学していないので比較は難しいが、多分、トップクラスだと思う。(世の中は、完全に逆三猿に進んでいる。つまり、見せざる、聞かせざる、言わせざる。同社には見学取材を断られたことがない。稀有な会社だ)
2億円を超えないという価格設定も納得だ。高値を追求することも可能だろうが、十分利益を確保しているはずで、残りの利益は購入者のためにとっておくべき。
取材の帰り。現地の近くにある大田区立山王会館内の「馬込文士村資料展示室」に寄った。閉館寸前だったので、資料は閲覧できなかったが、文学好きにはたまらないのが「大森山王」だ。資料展示室には50人くらいの文士資料があるはずだ。その名前を列挙する。小島政二郎、和辻哲郎、尾崎士郎、徳富蘇峰、牧野信一、室生犀星、藤浦渉、三好達治、山本周五郎、広津和郎、立原道造、宇野千代、萩原朔太郎、川端龍子、子母沢寛、川端康成、稲垣足穂、石坂洋二郎、倉田百三…。

「DAFT about DRAFT」の家具

現地
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