
「ミライネス柏の葉キャンパス-綴りの景-」
ポラスグループのポラスガーデンヒルズは11月6日、先に全8戸が即日完売した分譲戸建て「ミライネス柏の葉キャンパス-綴りの景-」の見学会を行った。駅前のマンション群から一歩離れた区画整理事業により整備された低層住宅街の一角で、外構などデザインが優れている。1億円前後の価格帯も割安感がある。地域特性をしっかり把握し、ターゲットを絞り込んだのが奏功したのだろう。
物件は、つくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅から徒歩12分、柏市十余二の第一種低層住居専用地域に位置する開発面積約1,360㎡の全8区画。土地面積は139.75~149.72㎡、建物面積は102.06~118.96㎡、価格は9,980万~11,880万円(平均11,142万円)。構造は2×4構造2階建て。建物は完成済み。
2026年4月にホームページを開設、反響数は302件、モデルハウス来場者は40組、9月11日に抽選販売し14件の申し込みが入り即日完売した(最高3倍)。購入者はすべて柏市内居住者で、75%がマンションからの買い替え。世帯年収は2,000万円以上、テレワーク実行者は約6割。
主な基本性能・設備仕様は、ZEH、長期優良住宅、リビング天井高2700ミリ、サッシ高2200ミリ、食洗器、階段ステップ16段、ソフトクローズ機能付き開き戸・引き戸、ウルトラファインバブル、挽き板フローリング、エコカラットクロス、アラウーノトイレなど。
見学会では、同社設計部部長・松井孝治氏、設計部企画設計課課長・工藤政希氏、同社ウッドガーデン事業所営業課課長・藤井文人氏、同社設計部街並デザイン室プロダクトコントロール係主任・阿彦栞季氏、YKKAPエクステリア本部クリエイティブデザインLAB・竹本氏が出席し、それぞれ特徴を語った。


モデルハウス

モデルハウス

モデルハウス

左から松井氏、工藤氏、阿彦氏

左から竹本氏、藤井氏
◇ ◆ ◇
駅に降り、最高に素晴らしい「パークシティ柏の葉キャンパス一番街」「パークシティ柏の葉キャンパス二番街」の街並みを抜け、いつものように道すがら価格を予想した。駅からの距離を考慮して1億円をどれくらい超えるのか、これまで見学したエリアの戸建てと比べレベルはどうかをしっかり見て回ろうと決めた。
現地に着き、南道路に面した4棟のアルミ製の格子・組子デザインのパネル、フレーム、ポールをみて、商品企画には相当の力が入っているのを感じ取った。
価格を聞いてものすごく安いと感じた。記者は「柏の葉キャンパス」は駅舎ができる前からだから、20年以上前から取材に訪れている。トータルすると30回は超える。街づくりは、悔しいがわが多摩センターを超える。〝ものすごく安い〟と書く根拠はある。いま分譲中の駅前の三井不動産レジデンシャル「パークタワー柏の葉キャンパス」(629戸)は取材を断られたが、分譲の半年前に坪単価は430万円と予想した。ズバリのはずだ。70㎡で9,000万円超だ。
同社担当者は「お客さまは、駅前のタワーマンションと駅の反対側の住友林業さんの戸建てを見学されており、マンションと比較された方もいた。相乗効果もあった」と話したように、即日完売要因は、競合物件に負けない外構、デザイン、設備仕様に力を入れたからだと思う。70㎡程度のマンションは、3~4人家族では狭すぎる。今回の販売ターゲットを子育てファミリーに絞ったのも大正解だろう。
各住戸は、フラットテラス、ウッドデッキ、DEN、SOHO、ワークスペース、屋根付き外構フレーム、デザインポール・フレーム、格子・組子デザインパネルなど見どころが多かった(20分の見学時間では短かすぎる)。5本どころか7~8本の中高木が植えられており、内と外をつなぐ緑化計画も優れていた。
各氏の話は正直に言って長すぎる。そう感じたのは記者だけではないはずだ。〝スピーチは短く、幸せは長く〟だ。松井氏は「しっかり時間を取って来場者と対話方式で説明した」と語ったように、ホームページやネットによる事前説明ではよくわからなかったことを丁寧に説明するから歩留まり率は高まる(今回は35%)。同社の前回の「春日部」では、メーカーによる説明会を開いた結果、歩留まり率は3割近くに上ったはずだ。
これは同業他社にも言えることだが、説明会と見学・質疑応答が逆だ。先に自由に見学し、分からなかったことを担当者に聞く。担当者はメディアの質問に一つ一つ応えながら、特徴を話すのがこの種の見学会の王道ではないか。説明を聞いて、現物を見てなお疑問がわくとすれば、説明が的確でないか、記者に見る目がないかどちらかだ。

現地

現地

左が北道路、右が南道路の住戸間の植栽

駅前の「パークタワー柏の葉キャンパス」
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「柏の葉」の「環境未来都市」 涙が出るほど嬉しい提案書(2012/2/13)

