RBA OFFICIAL
 
2014/06/20(金) 00:00

スターツ 延長8回のサドンデス制す 試合時間は2時間半

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スターツ 荒海

  1 2 3 4     合 計
スターツ 10   16
ちばリハウス  

(8回延長サドンデス)

ちばリハウス篠原疲労困憊7回に痛打浴びる

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試合開始まもなくのちばリ篠原(試合後の疲れきった写真を撮るべきだったか)

 スターツが8回延長サドンデスで逆転勝ち。エース荒海が8回を9失点しながら完投。ちばリハウスは1時間30分の制限時間に1分前の1時間29分の6回終了時点で5-3とリードしていたが、審判が試合を続行したため勝利がフイに。

 他の試合がとっくに終わっていたのに、この試合だけが行なわれていた。7回表のスターツの攻撃。マウンドにはちばリハウスのエース篠原が立った。見るからに疲れていた。序盤はすいすい投げていた。カーブ、スライダーがコーナー低めに決まっていたが、この回はコントロールが全然ない。安打と四球で満塁とされると死球、安打で3失点し逆転された。

 その裏、ちばリは同点に追いつきサドンデスに。急きょマウンドに上がった急造投手・菅谷も疲れからかコントロールが定まらず大量失点。小川監督は白井に交代したが白井も火に油を注ぐ結果に。結局、この回10失点しジ・エンド。

 スターツはこの日、社員旅行で主力メンバーを欠く苦しい戦い。それでもエース荒海が踏ん張った。

 スターツの女性マネージャーらが「すごい投手が入った」と吹聴した。九州学院卒で全日本にも選ばれた井原投手だという。この日は彼女とデートで欠場とのことだった。

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スターツのマネージャー(ピンボケでコメンなさい)

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本塁打を放ったスターツ大平

 試合時間については先に書いた記事を読んでいただきたい。1時間29分で7回に突入したのは、審判が試合時間のことを考えていなかったと記者は確信している。7回を終わって、審判は両チームのナインを集めようとし、運営には関わっていない記者に「どうするの」と聞いてきたことがなによりの証拠だ。

 過去25回の大会で、緊迫した投手戦はともかく、6回まで双方の得点が8点という試合が7回に突入した試合はまずないはずだ。試合時間2時間半も大会記録だろう。

 神宮外苑の軟式野球審判団は優秀な人ばかりだと思っていたが、考えを改める。基本的なことがまるで分かっていない人もいるようだ。

 この際だから言っておく。記者は第3回大会から取材しているが、長いときは1日7~8時間は水を飲むくらいで、休みなくずっと取材をしている。手抜きなどしない。ミスターRBAの東急リバブル岡住氏は「僕は野球に人生をかけている」と話したことがある。それほど真剣に戦っているのにいい加減な取材ができるはずがない。スコアをつけるときも、ヒットかエラーか微妙なときは最終的には「俺がルールブック」の記者が決定するが、双方のチームから意見を聞いてから決定するケースもしばしばある。参加全選手800数十人の打撃成績、投手成績を記録に残したこともある。選手がそれだけ真剣なのだから記者も審判も期待に応えるのは当然だ。

 審判の方たちはいろいろな試合の審判をされるのだろう。仲良しクラブのお遊びの審判もするはずだ。報酬がもらえるのだから、そんな試合だったら審判もお遊びでいい。しかし、RBA大会は26年間もこの神宮外苑で行なってきた。どのような大会であるかは少しは事前に勉強すべきだ。この試合の審判を務めた人はなにも分かっていない。

 そういえば、別の試合だったが、記者が審判にメンバー表を借りようとしたら怪訝な顔をされた。「どうして渡さなきゃいけないんだ」という表情をした。記者も悪かった。早く返さなきゃと思い、メンバー表をスコアブックに転記してすぐ返した。試合が続行中のときだった。これがいけなかった。あとで怒られた。こんな経験も初めてだった。よく知っている方は、記者の顔を見ると進んでメンバー表を渡してくれる。

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ちばリ白井、桑迫が連続ホームラン

RBA野球開幕 残り1分で試合続行した審判 結局 試合時間は2時間30分に(2014/6/18)

 

 

 

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