RBA事務局の粋な計らいでRBA水曜ブロックの最弱チームはどこかという参加チームにとっては興味深い、当事者にとっては屈辱的な試合が11月11日に行われることになった。初戦は記者のレーティングが71の一条工務店と、67点の中央ビル管理が対決し、勝者が65点の三菱地所ホームと対決する。例によって、記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。
一条工務店(71)-中央ビル管理(67)
ここまでレーティングが下がってくると、予想は難解至極。展開ひとつで勝敗がかわってくる。それでも一条を上位にしたのは、エース大嶋がいるからだ。
もう一度、大嶋がどのような経歴の持ち主かを紹介する。
大嶋は2007年の第89回高校野球選手権西東京大会で準優勝した八王子高校のメンバーの一人だった。
この大会で優勝したのは創価高校で、当時の朝日新聞には「初優勝を逃した八王子は、右腕川嶋が腰に故障を抱えながら好投した。個性的な打者が並んだ打線にも迫力があった」と書かれている。つまり、投げたのは「川嶋」で、「大嶋」はエースではなかったということだ。
大嶋は帝京大学に進学したが、硬式野球部ではなくなぜかソフトボール部に入部。(大嶋と言えば、早大のソフトボール部で活躍した後、2011年のドラフトで日ハム入りした大嶋匠捕手と同期で同姓)
RBAでは初戦でオークラヤ住宅に2-6で敗れ、次戦の積和不動産との試合は雨中の大乱戦となり、結局、3-8で敗れはしたが、大嶋は満塁弾のパフォーマンスで双方の選手と応援団からやんやの喝さいを浴びた。ここは踏ん張るはず。
中央ビルはあとがない。勝てば現段階で最弱チームの三菱地所ホームと対決できるが、当面の敵、一条を倒せるか。これが難しそう。投げる投手がみつからない。初戦のリスト戦では山根、野村が投げたが大量16点を奪われた。次戦の長谷工グループ戦では清川がよく投げたが、味方が拙守で足を引っ張った。
相当の踏ん張りがないと苦戦は免れなないとみた。