第28回RBA野球大会水曜ブロックが6月15日(水)、神宮外苑軟式野球場で開幕する。予選トーナメント1回戦は16試合。いきなり旭化成ホームズ-住友不動産販売が激突するほか、好カードが目白押しだ。初参加のタウングループは強豪のリストと、グローバル住販は長谷工グループと戦う。
例によって記者の独断と偏見によるどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。
RBA 水曜ブロック レーティング発表 旭化成、積水神奈川、エイブルの順
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日神不動産(71)-三菱地所ホーム(65)
双方とも取材していないが、昨年までの戦力から判断すると日神が優勢。誰が投げるかわからないが、吉松か柳原か。
三菱地所ホームに頑張ってほしいが、鈴木名物監督が引退してからチームは崩壊した。残念。
一条工務店(76)-ポラス(80)
ポラスが優勢。岩瀬ならほぼ完ぺきに抑えるか。主砲清水も相手を蹴散らすか。ただ、このチームはどこと戦ってもきわどい試合をする。
昨年のメンバーはほとんど補欠になるくらい補強をしたという一条はここが試金石になる。投げるのは大嶋か。大嶋がエースの座を死守しようとすれば危ない。
旭化成ホームズ(91)-住友不動産販売(86)
一昨年、初戦で対決したときは住友不販が伊藤の好投で破っている。今回も伊藤が王者を苦しめるか。流通カップでは安打を許しながらも好投した。駒谷、石井ら若手も加入している。戦力は大幅にアップしている。
旭化成は必勝を期して今野が投げる。この前の拙守・拙攻がなければ優位は動かないが、山本監督の采配が見もの。だれを先発メンバーにするかで、今後の戦いぶりが見えてくる。
積水ハウス京葉(78)-エイブル(87.5)
積水京葉は取材できていないが、怪物生田は激太りが解消できていないと見て、エイブルが優勢。ビールかけの酔いは醒めているはずでここは突破するか。
積水京葉は生田が復活していれば互角以上に戦えるが…。情報がないのは不気味ではある。初戦をしっかり取材する。、
リスト(85)-タウングループ(78)
リストが優勢。昨年は不調だった舟山が復調したと見た。佐藤もコントロールに磨きをかける。打線はいうことなし。杉山がチームを引っ張る。
初参加のタウングループは相手に不足なし。RBAの強豪がどの程度の力があるかを知るうえで貴重な、明日につながる試合となる。負けてもともとでぶつかれ。舟山が不調なら勝機も生まれる。RBA4人目の女性選手も打席に立つか。
積和不動産(79)-野村不動産アーバンネット(86)
野村アーバンの強さは本物だ。茂木が好調なら打たれない。打線は塚本-中川-高原は水曜№1のクリーンアップかもしれない。
積和は強くなっている。積水を戦力外になった寺島に小田川もいる。しかし、ここはいかにも相手が悪い。野村が油断して茂木を温存するのに望みをつなごう。
積水ハウス(79)-ミサワホーム東京(87)
ミサワ東京が優勢。果たして誰が先発するか。エース古市が万全を期して投げるなら今年も優勝候補の一角に躍り出る。打線はあの強打者・高橋はどうした。
積水は高橋あたりが先発か。若手の加入がないと苦しい。
伊藤忠ハウジング(81)-積水ハウス神奈川(84)
積水神奈川が優勢と見たが、だれが先発するのか。エース八木か工藤か。八木が復調していればピンチ。ただ、工藤は相当の力がありそう。昨年は1度しか投げていない。打線は破壊力がある。
伊藤忠はエース渡辺の踏ん張り次第。デビュー時の力をもってすれば完全に牛耳るだろうが、ある程度の失点は覚悟せざるを得ない。城西大の大倉-神-渡辺-杉山(ベンチだが)のカルテット打線が援護したい。新人が入っていればクインテットになるか。
東急ホームズ(73)-セキスイハイム不動産(77)
セキスイハイム不動産がやや優勢。2年目の左腕井上がどこまで成長しているか。守りに破たんがなければここはらくらく突破する。
東急ホームズは頼みの稲木が仕事で欠場するとコメント。稲木がいなくても勝てることを証明できるか。
長谷工グループ(77)-グローバル住販(75)
グローバル住販の戦力がどの程度かわからないので予想は難解だが、互角だと読んだ。グローバルの先発メンバーはほとんど高校、大学の野球経験者のようだ。
長谷工は原監督が昨年より戦力がダウンしていることを匂わせた。グローバルのマンションの施工はあるのか。あれば遠慮するはずだが…。
スターツ(83)-ケイアイスター不動産(83)
接戦になりそうだ。スターツ井原は調子がいいようだ。相手がどこでも最少失点に抑える力がある。
ケイアイスターは情報不足だが、エース浅見は健在か。昨年は積水神奈川とオープンハウスに惨敗したが、ここは互角。
大和ハウス工業(77)-オープンハウス(85.5)
オープンハウスがやや優勢。大和・大原監督は抽選会後に「上原は(オープンの)川崎よりずっといい」などと川崎を挑発した。口は禍の元にならなければいいが…。しかし、ここで互角に戦えるようなら、今年の大和ハウスは怖い。
オープンハウスは佐藤監督が休養。代わって渡辺が采配を揮う。「川崎、謝敷がいい」と万全で臨むそうだ。
三菱UFJ不動産販売(67)-ナイス(83)
ナイスが優勢。芦沢が何と3割も減量に成功して75キロになったそうだ。ひょっとして、奥さんに食べさせてもらっていないのではないか、いじめられているのではないかという疑問も浮上するが、この前ホームランを打ったそうだから、大丈夫か。
三菱UFJは最悪期は脱したようだが、ここが試金石。
コスモスイニシア(67)-みずほ不動産販売(66)
コスモスイニシアがやや優勢。高瀬がのらりくらり投げればそれなりに戦える。
みずほは中村監督が〝勇退〟した。同じ〝還暦〟宇田川は「来年また会いましょう」と昨年コメントした。約束を守ってほしい。女性応援団も増えたそうだから〝おじさん〟選手を奮い立たせたら面白い。
ちばリハウス(77)-東急リバブル(84)
リバブルが優勢。昨年とメンバーは変わっていないようだが、かつての優勝投手猪股が先発か。まだ涼しいから5回は持つ。
ちばリハウスは篠原が踏ん張るか。猪股と年齢は同じくらいではないか。スタミナは篠原のほうがありそうだが、相手打線は手ごわい。
パナホーム(76)-東京建物不動産販売(77)
接戦だ。パナホームはボクサーから転身した藤代に期待。身体能力が高そうで、塁に出たらオコエのように盗塁もするそうだ。藤代は野球のルールを知っているのか。くれぐれも手を出さないように。一発で退場だぞ。
東建不販は法政二高-法政の小野が投げるのか。それとも2年目の尾崎か。昨年の尾崎はなかなかよかった。中風の加覧は大丈夫か。稲富はまた子育てか。藤代を乗せたらら怖い。あの腕は鋼鉄だ。塁に出してはいけない。草野球にコリジョンは適用されないようだが、もしだしたら、走ってくるから野手・捕手は逃げたほうがいい。無事じゃすまない。