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2017/09/03(日) 21:11

旭化成リフォーム逆転勝ち 新人コンビが活躍 鹿島建設 中原2ラン空砲に 

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旭化成リフォーム中口(左)と吉国

鹿島建設(84) 3-4 旭化成リフォーム(84.5) 

  1 2 3 4     合 計
鹿島建設      
旭化成リフォーム      

 

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鹿島 遠藤

 旭化成リフォームが逆転勝ち。4回、新人の中口-吉国コンビの連続2塁打など4連打で試合を決めた。鹿島は3回、主砲の中原が勝ち越し2ランを放ったが守り切れなかった。

 2点を追う旭化成は4回、1死から4番金田が四球を選び、続く中口の2塁打で好機をつくると、6番吉国の適時2塁打で同点に追いつき、7番やや太田の右翼前安打で逆転。風間は5四球を出したが、2安打2失点完投。

 鹿島は初回、いきなり先頭の中野が2塁打し、3番中原の2塁打で先制。同点の3回、またも中原の2ランで勝ち越し。そのまま押し切るかと思えたが、遠藤が相手打線に屈した。

〇金田監督 風間がよく投げた。打線では新人コンビが活躍した

●福本監督 ライト…また来年(右翼手の守備に一言言いたそうだったが、ぐっとこらえて来年を見据えた)

●中原 こすっちゃった(一打逆転の5回の好機、右翼飛に倒れ)

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〝いまは7番だが、おれが主砲だったんだ〟旭化成リフォーム太田

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〝太田先輩、感謝します〟風間

「あれはない」  おとなしい水島 不可解判定に怒る

 普段はおとなしい、カメラを構えると逃げ出すシャイな水島が怒った。5回裏の旭化成リフォームの攻撃。この回先頭の2番水島は1塁内野安打で出塁。追加点がほしい絶好のチャンスだ。次打席高島のとき2盗を企てた。明らかにセーフと思えた。塁審はセーフの審判を下したかに見えた。

 事件はここで起きた。しばらくあって、水島はすごすごとベンチに下がった。アウトの宣告を受けたようだ。ナインも記者も何が起きたのか全然わからなかった。鹿島の小林尚捕手の「アウトだよ」の声が届いた。

 ベンチに戻った水島がそのシーンを再現した。水島の説明によると、スライディングして2塁ベースを蹴飛ばしたのだそうだ(サンケイグラウンドのベースは固定されていない)。そしてややあって、本来あるべき2塁ベースから水島が離れて、つまり離塁したと塁審が判断してアウトを宣告されたという。

 「足からスライディングして、ベースを蹴飛ばして、離塁することなどありえない」-水島は2度3度、ナインにその場面を再現して見せた。

◇       ◆     ◇

 このシーンを記者はバックネット裏で見ていた。小林尚はいい送球をした。しかしタイミングは完全にセーフ。塁審も手を横に広げた、というより何のジェスチャーも示さなかったように見えた。水島はすぐ起き上がったが、勢い余って離塁したとはとても見えなかった。

 三郷サンケイグラウンド審判団の〝誤審〟については何度も書いてきた。審判も人の子。コンマ何秒の一瞬の出来事を人間の目で判断するのだから、誤審はつきものだ。各チームの監督・選手も微妙な審判については誰も文句などつけない。誰が見ても〝おかしい〟判定が多すぎる。

 ほかにもあった。インフィールドフライの宣告をすべきシーンで審判はなにもしなかった。仮に野手が落球したら大混乱に陥ったはずだ。コールドゲームについても全く理解していなかった審判もあった。審判の方々には試合に集中してほしいとしか言いようがない。

1死1、3塁のはずが2死1塁に ミサワ尼子の3進はセーフに見えたが…(2017/7/9)

 

 

 

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