ミサワホームの残念会
信じられない光景をまた見た。イニングもアウトカウントも全然わからない試合途中のミサワホーム-日本駐車場開発の試合を見に行ったときだ。ミサワの攻撃だった。
3塁側の日駐のベンチ近くについたとき、尼子が3塁ベースめがけて走ってきた。スライディングをした。砂埃が舞い上がった。タッチプレーだった。記者には完全にセーフに見えた。一瞬の間をおいて、2塁方向にいた塁審がアウトを宣告した。尼子はぶぜんとした表情でベンチに下がるしかなかった。
6回の裏の攻撃だった。試合は4-3で日駐がリードしている場面。尼子がセーフなら1死1、3塁のケースが2死1塁となった。試合は結局日駐が逃げ切った。ミサワの予選敗退が決まった。
セーフと判断したのは記者だけではなかった。ベンチでスコアをつけていた日駐の女性も笑った。そして、ミサワベンチの女性は〝疑惑〟のシーンを見逃していなかった。「あの方(線審)は最初から腕を上げていた」と話した。あたかもアウトにするつもりで腕を上げていたかのごとく。
このシーンだけでなく、今日は不可思議な判定がほかにもあった。三井不動産-東京建物、野村不動産-ポラスだ。詳しくは書かない。
人間は神ではない。ミスを犯す。審判も同じだ。しかし、野球の審判は〝神聖にして侵さざるべき〟絶対的な存在だ。だからこそ、審判は全神経を集中して判定を行っていただきたい。これまでの〝疑惑〟の判定について書いた記事を添付する。
カメラが捉えたケン羽中田のアウトになった生還シーン(2014/7/14)