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2017/10/09(月) 13:41

総選挙並み 大波乱か順当か 読めず不気味 第29回RBA野球 水曜決勝T 1日目予想

 第29回RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント1日目が10月11日(水)、大宮健保グラウンドで16試合が行われる。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。予選トーナメントの予想結果は44勝18敗、勝率71.0%。確率的には今回も5試合予想を外すことになるのか、それとももっと外すのか、100%的中するか、総選挙並みの大混戦となるか。 ( )内の数字は記者のレーティング。

住友林業(85)-ちばリハウス(78)

 住林・石井が先発するという条件付きだが、出口調査をするまでもなく住林の優位は動かない。肩痛はすっかり癒えたようで少なくとも5回は持つ。相手打線なら完封はともかく1~2点に抑えるはずだ。

 打線は記者がほれ込んだ(男色の趣味はありませんが)イケメン吉原は欠場するようだが、主力が一人や二人いなくても大丈夫とみた。

 ちばリハウス小川監督は戦う前から弱音を吐いている。主力に宅建試験を控えている選手が何人もおり、ベテランで戦わざるを得ないからだ。ただ、エース篠原は住林打線を最少失点に抑える力はある。しっかり守れば互角に戦えるが、野球は素人の小川監督も出場せざるを得ない事態に陥るかもしれない。

一条工務店(82)-長谷工グループ(80)

 接戦だ。自公が勝つのか負けるのか、希望の躍進はあるのかないのか全く読めない今回の総選挙と同じだ。一条・草彅監督は「投手が集まらない」と意味深なコメントを残した。防衛大卒のスリークォーター池本、一度も見ていないが帝京大軟式野球部で全国優勝したメンバーの一人望月も欠場することを匂わせた。

 二人とも欠場となると加藤しかいない。加藤は素晴らしいストレートを持っているが制球難。三振の数と同じくらい四死球を出す。これが致命傷になりかねない。捕手は大島だったか。大島は旅行で欠場するようだ。

 絶好調なら一条打線を抑える力があるが、長谷工は梅垣が「ヒジが痛い」と弱音を吐いている。前試合で好リリーフをした原はどうか。あの投球ができれば3回は持つ。

積水ハウス神奈川(92)-オークラヤ住宅(83)

 積水が優勢。ナインが目指すのはブロック優勝にとどまらず総合優勝だ。ここはエース工藤が投げるのか、先を見越して若佐や八木が投げるか。打線も上下むらなく打つ。どこからでも突破口を開ける。

 オークラヤは相手が悪すぎた。加藤投手はタウングループ打線を手玉に取ったが、今回ははるかに相手打線が強化されている。ここを最少失点に抑えるようなら来季の飛躍が期待できる。ゴジラ斎藤を牛耳ってほしい。

オープンハウス(82)-パナホーム(77)

 レーティングほどの差はない。オープンハウスは相手なりに戦うチームだからだ。投げるのは川崎だろうが、川崎は手抜きをすることを覚えたのか、貧打の自打線に嫌気がさしたのか、はたまた体力が衰えてきたのか完璧に抑える投球をしなくなった。 課題は打線だ。あの謝敷が出るそうだが、一度緩んだ身体を鍛えなおすのは容易でない。

 パナホームは前試合で徳山が三菱UFJを1失点に抑えた。その投球をみせれば貧打のオープンハウスも抑えられる。オコエが川崎を攻略するようだと大波乱となる。川崎がボクサーに変化球を投げたらこれまでの輝かしい名声は地に落ちる。記者の予告通り、川崎はストレートで勝負するはずだ。オコエは当てることができるかどうか。これほど興味深い対決はない。金田と長嶋か。

旭化成ホームズ(90)-ミサワホーム神奈川(86.5)

 旭化成ホームズが優勢と見たが、番狂わせの可能性もあると見た。旭化成は社内の野球大会が名古屋であり、主力を欠きそうだ。エース今野は登板間違いないと見たが、野手が足を引っ張らないか。その危険性は皆無ではない。北寒寺もエラーをするようになってきた。

 ミサワ神奈川は総力戦。これまでは清水-大沼の継投で勝ち進んできたが、いきなり大沼の先発もありそうだ。ただ、相手打線は清水のような技巧派を苦手としている。清水の先発もあると見た。打線は、無駄な球を投げない今野をどう攻略するか。追い込まれたら勝ち目はない。好球必打に徹して活路を見出すか。

住友不動産販売(87.5)-リスト(84)

 予選でも両者は戦っており、リスト舟山が完投勝利したが、住友は伊藤が欠場しており、参考外。

 一応レーティング通り住友不動産販売が優勢と見たが、一抹の不安がないわけではない。エース伊藤の〝弱気を助け強きをくじく〟月光仮面(みんなもう知らないか)のような性格が災いとなる可能性があるからだ。相手を〝格下〟とみて先制を許すと取り返しのつかない事態になりかねないと見た。相手打線はひょっとしたら住友より上かも。

 リストは、佐藤も舟山もある程度の失点覚悟で臨むはず。打線が伊藤を攻略できるかどうか。岩島を筆頭に鈴木、山中、田中、杉田、志田ら上下むらなく打つ。

リスト乱戦を制す 舟山が2年ぶり完投勝利 住友不動産販売 追い上げ及ばず(2017/7/14)

野村不アーバン(89.5)-タウングループ(82.5)

 野村不動産アーバンネットが優勢。着々と戦力を整えている。投手は茂木だけでなく2番手、3番手も育てているようだ。打線は、前回欠場した中川の代わりに成蹊大卒の森(25)を据えた。会社の全面的なバックアップも心強い。

 会社上げての応援はタウンも互角だが、ここは相手が強すぎる。茂木はえげつない性格だ。初球から低めいっぱいに決める。遊び玉など投げない。コントロールもいい。ちょっと攻略方法が見つからない。下痢でも起こさないか。タウングループには茂木の顧客はいないのか。いたら〝契約したいから来てください〟と呼びだしてやれ。

ミサワホーム東京(84)-東急リバブル(84.5)

 これは面白い波乱含みの一戦になる。レーティングはリバブルに0.5点献上したが、これは士気が高まっていると見たからだ。坪井はコントロールを乱す場面があるのが不安材料だが、打線は好調を維持している。とくに下位打線がいい。つなぐ野球に徹している。下位が上位につなぎ、河野が還す展開になれば快勝のケースもある。

 ミサワは古市次第。スタミナに不安がありそうで、序盤に大量得点してスイスイの展開に持ち込みたい。打線は復調なった高橋を中心に元気。坪井相手なら攻略できると見た。

 

 

 

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