三井不動産 志村
〝RBAの星〟三井不動産・志村(51)が1失点完投-第29回RBA野球大会日曜ブロック準々決勝戦2試合が三郷・サンケイグラウンドで行われ、〝野球は趣味で〟の名言を残し、読売巨人のドラフト1位指名を拒否して平成元年に三井不動産に入社した志村が12年ぶりに登板、菱重プロパティーズを2安打1失点(自責ゼロ)に抑える快投を演じ快勝。ケン・コーポレーションは機動力で青山メインランド圧倒、上松が味方の失策による1失点に抑え完投。両チームはそれぞれドーム進出をかけ来週対決する。
三井不動産(84.5) 4-1 菱重プロパティーズ(83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 | |||
菱重プロパティーズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
三井不動産が快勝。第17回大会以来、実に12年ぶりに登板した志村(51)が6回を2安打に抑え、味方の失策による1失点完投。打っては1番斎藤が2点先制打を放ち、2番大坪が4盗塁を決めるなど7盗塁して志村を盛り立てた。菱重プロパティーズは4番武田が一人2安打を放つなど気を吐いたが、他は沈黙。失策が失点につながった。佐藤投手は力投及ばず。
ケン・コーポレーション(89) 4-1 青山メインランド(84.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 4 | |||
青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
ケン・コーポレーションがそつのない攻めで力を見せつけた。初回、村上の四球をきっかけに3番羽中田がきっちり適時打を放ち、5回には38歳大原がダメ押し2ランを放った。上松は球威、制球ともよく2安打1失点(自責ゼロ)完投。青山メインランドは4失点のうち3失点が四球の走者。鈴木投手は5回まで4度四球と内野安打で先頭打者を出したのがすべて。機動力に屈した。
〝パパ、パパ、パパが日本一だよ〟ダメ押し2ランを放ったケンコーポ大原のお子さん