旭化成ホームズナインと応援団
旭化成ホームズ(91)- 三井不動産レジデンシャル(85⇒89)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |||
旭化成ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | |||
三井不動産レジデンシャル | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 |
第29回RBA総合優勝戦 旭化成ホームズ-三井不レジ フォトページ
RBA総合優勝戦5/18 旭化成ホームズ-三井不レジ スコア 旭化成V
「余裕の超美技」 旭化成ホームズ北寒寺にエール 元鈴木監督と同級生O氏
同点打を放った北寒寺
旭化成ホームズが3年振り14度目の総合優勝-第29回RBA野球大会総合優勝戦が5月18日、神宮球場で行われ、水曜ブロック覇者・旭化成ホームズが日曜ブロックの優勝チーム・三井不動産レジデンシャルに逆転勝ちした。中1週で疲れが取れないエース今野は登板回避。代わって先発した3年目の左腕沼座が初回に2失点したが、その後は立ち直り8奪三振3失点完投。打線は今野と同期の北寒寺が同点の2点3塁打を放つなど4打席出塁の活躍を見せ、新人の秋山が決勝打を放った。
三井レジはエース吉田が4回までゼロに抑え2-0でリードしたが、5回に登板した新人・染野が崩れた。
4回まで相手エース吉田にわずか1安打に抑えられ、0-2の劣勢で迎えた5回、旭化成はこの回から登板した新人・染野投手を攻略。1死から8番倉富が右翼前に運ぶと、9番青木快、1番橋本が連続四球を選び満塁、2番北寒寺が打席のとき暴投で倉富が本塁を突くもアウト。2死になったが、北寒寺は左中間を破る3塁打を放ち同点。さらにここで交代した室谷投手から3番秋山が逆転の安打を放った。
勢いに乗る旭化成は4番石坂が四球を選ぶと、ダブルスチールで2、3塁とすると、暴投でさらに1点追加。この回4点を奪った。
北寒寺は3塁打のほかは3四球を選び、全打席出塁。秋山は逆転打含む2安打の活躍。主砲松井は欠場。
沼座は、立ち上がり2失点したが、その後は立ち直り、4安打8奪三振。三振以外の10アウトのうちフライが7つ。
三井レジは継投に失敗した。エース吉田は4回まで1安打に抑える好投(3四球)を見せたが、5回から登板した染野が1死から崩れ、急きょ登板した室谷が逆転打を浴びた。
打線は初回、先頭の山際がいきなり左翼前に運び、続く大石が四球をえらんだあと、3番三上が中堅越え3塁打を放ち2点先制。最終回の6回は大石の安打を足掛かりに盗塁と犠飛で1点差としたがそこまで。
逆転打を放った秋山
沼座(右)の好投を称える佐藤監督
秋山
〇佐藤監督 今野? (肩が)痛そうだったので。沼座は途中から緩急が使えていた
〇沼座 最初は球を揃えすぎた。全てよかった。神宮で投げるのは初めて。最初から最後まで緊張のしっぱなし
〇倉富 初回はぼくのリードミス。よく耐えてくれた
〇北寒寺 この前飲んだ堀井さんのお陰(何を話し合ったのか)
〇秋山 僕の年俸上げてください(新人王で1,000万円は不足のよう。三井レジ内山の後輩の立大卒)
●渡辺監督 若い一年生(染野)を投げさせたかったので…染野は川越東-青学の軟式出身で、いけると思ったが…
●染野 川越東は硬式。軟式は大学からで、全国大会で準優勝したときは捕手(最初登板したときは、ピュッとくる感じで打者はタイミングが合わせづらいと思ったが、1死を三振で取ってからは全然ストライクが入らなくなった。10球くらい連続ボールだったのでは)。期待に応えられず申し訳ない
●吉田 染野? エースの座は譲らんぞ
●山際 あのショートは何者? (北寒寺を知らないとは研究不足。かつては四球でも単打でも3塁打と一緒になった。絶対出塁させてはならない。守備は大石と互角か、それ以上)
●三上 投げられないことはない(最終回に登板して。ヒーローになり損ねた)
染野(左)と三上
〝イテテテッ たまんないよ〟(守備では北寒寺を刺した坂尾捕手)
三井不動産レジデンシャルの応援席