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2023/09/20(水) 08:13

日曜ブロック決勝・予選敗退トーナメント 記者のどっちも〝勝って〟予想 更新

 第35回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント1回戦1試合と準々決勝戦3試合が9月24日、三郷・サンケイグラウンドで行われる。いつものように記者のどっちも〝勝って〟予想。チームの( )内の数字は記者のレーティング

9月24日(日)サンケイグラウンド 決勝トーナメント

1回戦 野村不動産(85)-旭化成リフォーム(85)

 絶妙な天の配剤と言うべきか。よくぞこのような組み合わせになったものだ。記者のレーティングは双方とも85、勝敗予想は全く不能。どちらが微笑むか涙を飲むか、一つ間違えれば大差がつきそうだが、そうではなく投手戦か貧打線かロースコアになると見たが…。

 野村が勝つとすれば、投手3枚揃った生井、青山、篠が最少失点に抑え、打線が少ないチャンスをものにするケーか。ラガーマンの近藤監督はラガーマンで、野球は素人のようだが、相手はラグビーに例えれば、この前の試合では歯が立たなかったイングランドより力は劣っていそうなサモアだ。

 金田監督率いる旭化成も勝算あり。先発は右の風間か左の結城か。どちらも峠は過ぎたが、遅いストレートを見せ球に、より遅いカーブ、スライダーで相手打線をきりきり舞いさせる場面が目に浮かぶ。打線は智辯和歌山出身の大星(23)がカギを握る。

 準々決勝戦 三菱地所(90)-青山メインランド(86)

 三菱地所が優勢。エース社(33)が絶好調。初戦の三井不動産レジデンシャル戦で5回9失点したが、次戦のタカラレーベンを7回完封、3回戦はケンコーポを6回2安打1失点完投。社は打力もある。ケンの好投手上松、杉下から安打を奪った。社の前後を打つ打撃陣も調子を維持していると見た。

 青山メインランドは苦戦必至だが、勝つチャンスは皆無ではない。門馬投手は安定しており、大量失点はしないはずで、主砲の奥園ら打線が援護すれば予想を覆すか。社は気で投げるタイプのようで、突如制球を乱す場面もあった。

準々決勝戦 大成有楽不動産(85)-ケン・コーポレーション(90)

 ケンコーポが優勢。先発は上松か杉下か。田辺監督は明言を避けたが、記者は上松が先発し、杉下が抑えに回ると見た。上松は予選で三菱地所相手に初回、痛打を浴びたが、その後は抑えた。法大野球部出身の杉下は速球派。力で打者を抑え込む。スピードはRBAの歴史の中で3本指に入るか。打線は高齢化が進み、かつてのような凄みがないのがきになるが…。

 劣勢の大成有楽不動産は伝法谷投手の踏ん張りに期待だ。東建打線を5回までノーヒット・ノーランに抑えたように、調子がよければケンコーポ打線を抑える力がある。守備陣がしっかり守れば一泡吹かせることも不可能ではない。打線はストライクゾーンを絞り、塁に出たら盗塁、バント、エンドランなどでかき回したい。

準々決勝戦 三井不動産(92)-三菱地所リアルエステートサービス(89)

 予選でも対決しており、三井不が4-3で逃げ切っている。打力が勝る三井不動産がやや優勢と見たが、三菱地所リアルの込山、プーチン寺田は三井打線を封じる力があり、大接戦になると見た。

 三井は、大坪&楠田コンビがチームを引っ張る。破壊力は日曜ブロック最右翼。プロ野球に例えればソフトバンク柳田&近藤か。二人の前後を打つ打者も曲者ぞろいだ。投手は慶大出の衛藤と東大出の松田の2人だが、ここは必勝を期して衛藤だろう。衛藤は多彩な球を投げる。松田は予選で2発を浴びたように、ストレートが高めに浮く場面が見られた。

 地所リアルは予選で自責ゼロの込山が先発すると見た。大坪&楠田を抑えればチャンス。早大卒で楽天に入団した早川投手と同期の柴田投手は肩痛を抱えているようで、長いイニングは投げられないと見たが、1イニングなら完璧に抑える。外野を守り、大坪&楠田が打席に立つ場面だけ込山か寺田と交代する戦法はどうか。

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9月24日(日)サンケイグラウンド 予選敗退トーナメント

準々決勝戦 オフィスバンク-三井不レジリース

 お互いが必勝態勢で臨むかどうかだが、三井レジリースは第31回大会の決勝進出チーム。今年の予選は旭化成リフォーム相手にサヨナラ負け。絶対的エース渡辺は欠場し、代わって元エースの佐藤が投げたが、初回の味方の失策による5失点(自責はゼロ)が響き敗戦投手に。主砲の山際も欠場した。佐藤は見たくもないだろうが、三菱地所線の記事を添付する。

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 オフィスバンクは2019年に初参加したとき、社会人野球の名門・横浜金港クラブにも所属していたエース秋田が選手登録されていた。その後、秋田は退社。今年のメンバーのうち、当時の主力だったのは長倉投手のみだったが、静岡県・飛龍高校女子ソフトボール部出身で、当時の主力の奈佐の妹さんが出場、タカラレーベン戦で2点タイムリーを放った、今回も出場するか。三井の佐藤さんよ、他は抑えていいが、奈佐さんだけはストレート1本で勝負してほしい。

準決勝戦 三井不レジ-サンフロンティア不動産

 勝てば決勝戦進出。これまでの実績からすれば、三井不動産レジデンシャルが優勢。今年の予選は、初戦で三菱地所に壮絶な打撃戦の末サヨナラ負け。ここはエース吉田が先発するか。初戦敗退のうっぷんを晴らすか。

 サンフロンティアは、4年前とメンバーがほとんど総入れ替え。残っているのは立和田投手と川添監督くらいだった。初戦の三井不動産線は5回コールド負け。ここも相手が悪い。元プロの末次はどうした。まだ30代の半ばのはずだ。老け込む歳ではない。

 参考までに末次の球歴を紹介する。末次は柳川高-中央大を経て、2007年に岩手21赤べこ野球軍団に入団。その後、新潟アルビレックスBC-長崎セインツ-愛媛マンダリンパイレーツで活躍。2010年に愛媛を退団したあと、渡米して独立リーグでプレーした。記者は赤べこ時代に都市対抗に出場した末次を見ているはずだが、試合に負けたことしか覚えていない。昨年(2017年)の宅建試験では40点の高得点で合格した。父の末次秀樹氏は柳川商時代、甲子園で8打席連続安打の記録の持ち主。

10月1日(日) サンケイグラウンド

準々決勝戦 (野村不動産-旭化成リフォーム)勝者-鹿島建設

準決勝戦 (三井不-地所リアル)勝者-(大成有楽不-ケンコーポ)勝者

10月22日(日) サンケイグラウンド

準決勝戦 (三菱地所-青山メイン)勝者-【(野村不-旭化成)勝者-鹿島建設】

 

 

 

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