ケンコーポ 上松
決勝トーナメント 準決勝戦
三井不動産(92⇒93)1-3ケン・コーポレーション(90)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||
ケン・コーポレーション | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 3 |
三井 衛藤
ケン・コーポレーションが快勝。決勝に勝ち進んだ。5年前に負けた〝借り〟を返した。〝伏兵〟(失礼か)長谷川が決勝2ランを放った。エース上松は禁酒して臨んだ効果があったのか、6回2死まで一人の走者も出さない完全試合ペースの快投を演じ、ピンチは新戦力の杉下が凌いだ。三井不動産は打線が沈黙。大坪、楠田も3タコ。衛藤-松田の継投を見殺し。最終回関山の一発は空砲となった。
ケンコーポは2回、1死から6番矢澤が四球を選び、続く長谷川が右翼越え特大本塁打して2点先制。4回には、この回先頭の長谷川が敵失で出塁して2進後の2死から1番杉下が中堅前適時打して貴重な追加点を奪った。
先発の上松は素晴らしいピッチングを披露。6回2死まで一人の走者を出さず、完全試合ペースだったが、9番打者に四球を与え、1番に2塁打を喫した場面で、杉下に交代。杉下は後続を断ち、最終回に一発を浴びたが、継投が決まった。
決勝戦の相手は、鹿島建設-三菱地所の勝者と決まった。
三井不動産はまさかの準決敗退。予選-決勝トーナメントで本塁打を量産した打線が沈黙。楠田は2三振の3打数無安打(特大の左翼越えファウルが2本)、大坪も投手ゴロ、キャッチャーフライ、投手フライの3タコ。最終回、関山が本塁打を放ったが、焼け石に水。3失策に1パスボールなど守りも精彩を欠いた。
先発の衛藤は、本塁打以外はほぼ完ぺきに抑えたが、打線の援護がなかった。2番手松田も2回を抑えただけに悔やまれる。
-本塁打を放った長谷川(左)を迎えるケンベンチ
長谷川
○田辺監督 みんな良かった。3点目が大きかった。投手は上松が前回の完封に続き今日六回まで無失点、杉下も今年はよく投げている。決勝戦、相手も強いだろうが、会社から「今年はドームあるんでしょう」と期待されており、ぜひやっていただきたい
○上松主将 5年前に三井さんとの対戦で投げて負けている。今日はイメージトレーニングして臨み、気持ちでねじ伏せました。先週からの禁酒効果も出た。気持ち、メンタルです。チームが勝てばOK。ドームを楽しみにしています(試合後は、クラブハウスで禁酒を解禁)
○長谷川 (本塁打直後)来た球を打っただけです。これからも頑張ります
●大坪主将 ケンさんとのこの試合、決勝のつもりで戦った。ピッチャー2人ともいいバッター相手に頑張り、守備も安定感あり関山が土手に上りながら好捕、そして直後の打席でホームラン。だがつなげられなかった。相手はミスがない。でも今年試合ができて良かったです。来年頑張ります
●関山 (六回の好捕)グローブを出しただけです。最終回の打席は、「1点ずつとろう」と、初球からとにかく食らいついた。打ったのはボール球でした
三井不・相澤1失点完投 高林が決勝打 ケンは元巨人? 不破の適時打のみ(2018/6/18)
志村-相澤 無安打継投 歴代4人目の6大学女性選手・川崎もベンチ ケンコーポ無念(2017/11/26)
ケンコーポ 杉下
最終回、本塁打を放った三井不動産 関山
関山
6回裏、本塁打性のあたりを好捕した関山を迎える松田
ケンコーポの祝勝会(手前左が上松、右が田辺監督)
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