第36回RBA野球大会日曜ブロックの予選トーナメント2回戦の組み合わせが決まった。記者の〝どっちも勝って〟予想。
青山メインランド-東京建物
青山メインランドが優勢。誰が投げるかわからないが、中1週なら金子は投げられるはずだ。ケンコーポには最終回、上松に同点本塁打を打たれたが、それまではほぼ完ぺきに抑えた。山梨監督は「投げられるのは他にもいる」と話しているように、継投もありそう。打線はみんな振りが鋭い。
東京建物はエース河越が調整不足を露呈した。体重7キロ増は明らかに不摂生が要因だろう。代わって投げた斉藤は安田打線を抑えたが、強打の青山メインはある程度の失点を覚悟しなければならない。河越など打線は金子を攻略することができるか。
鹿島建設-野村不動産
鹿島建設が優勢。身長194cm、体重108キロの筑波大硬式野球部出身の堀田(22)の加入は大きい。堀田の前に打者をためられるかどうかが課題だ。投手は、滋賀大卒の下手投げ野間、本格派光太コンビがいる。
野村不動産は初戦で大逆転勝ちしてムードはいい。相手の両投手を攻略するのは容易ではないが、打線は昨年よりよさそうだ。仕事が忙しそうな松崎常務も出場して、打席に立つかどうかはともかく、ナインを鼓舞したい。投手は前回と同じ生井-岡野の継投だろう。
大成有楽不動産-清水建設
清水建設が優勢。打線は新人中野の加入が大きい。ベテラン小寺も健在。新旧メンバーのバランスがいい。打力は昨年よりいい。問題は田村投手だ。前試合は1回3分の0投げ、四死球は5個。中1週で調整するのは難しいのではないか。朝長が投げるのか。
大成有楽不動産も元気だ。エース伝法谷は子育てとか。子どもはいくつか知らないが、急成長しないし、荒川の河川敷に連れてくるのもリスクが大きい。当分出場は無理だろう。しかし、阿部がいる。中1週で投げられるはず。野手陣も前試合の失策は1個のみ。4発も放った。善戦は可能だ。三春がカギを握る。相手投手にきりきり舞いしないで、切り刻めばジャイアントキリングはある。
旭化成リフォーム-三菱地所リアルエステートサービス
三菱地所リアルが優勢。前試合は柴田が完投した。しかし、連投は100%ない。酷使はしないはず。柴田は肩か肘に爆弾を抱えているのは間違いない。この試合は左腕込山かプーチン寺田が先発するはずだ。両投手とも完璧に抑える力がある。打線は昨年より上回っているとは思えないが…〝片玉〟が頑張るか。
旭化成リフォームは誰が投げるのか。風間が中1週か、それとも結城か、水島か。みんな最少失点に抑えることはできそうだが、込山、寺田を攻略するのは容易ではないとみた。
THEグローバル社-ポラス
THEグロ-バル社が優勢。前試合は堀内-橋本の継投。この試合もそうだろう。打線は丸山が大会タイ記録の1試合3発を放ち、チーム全体で好投手から7本塁打した。佐々監督はベンチだろう。轍を踏むようなことはしないはずだ。
ポラスは左腕折笠が先発か。グローバル打線を抑えられるかどうかだが、記者は可能と見た。きりきり舞いさせるかもしれない。しかし、打線は明らかにグローバルが上回る。相手にも言えることだが、ミスは命取りになる。
三井不動産レジデンシャルリース-HATARABA
昨年の予選敗退チーム同士の対決と同カード(オフィスバンクは昨年12月、社名をHATARABAに変更した)。
昨年はHATARABAが圧勝しているが、これは負け戦なので参考にならない。双方とも情報がないので全く読めない。三井レジリースは下手投げ樺沢が投げるときいた。5年前の調子を維持できていれば、圧勝もありうると見た。ただ、ベンチプレス110キロ重量挙げの原田が出場せざるを得ないチーム事情を考えると、逆に惨敗もありうる。
しかし、HATARABAも選手の高齢化が進んでいそうで、信頼は置けない。やってみなければわからない。