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2025/06/23(月) 13:09

総合優勝戦 初の珍プレー 両軍ベンチ打順間違え気づかず 佐藤2度続けて打席に

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青山メインランド佐藤

 7回の青山メインの攻撃の場面だ。記者は少し目を離していたのだが、この回先頭打者になるはずの1番角田が打席に立ったとき、スコアボードには1死が表示されていた。ン? 角田は右翼飛に倒れ2死となった。続く2番田口が右中間を破る2塁打を放ち、3番冨田は四球で、4番小林は三振でスリーアウトとなった。

 この時点で、青山メイン山梨監督に打順間違えではないかと聞いた。青山監督も気がついたようで、「そうか、確かに6回の攻撃で2死から佐藤(9番打者)はカウント3-2から四球を選んだ。(この時、奥富捕手が球を後逸したのを見た3塁走者・松室は飛び出し、帰塁しようとしたが、奥富からの送球で3塁タッチアウト)3塁走者が走ったのはインプレ―か」と。

 当の佐藤選手にも尋ねた。アナウンスされるままに打席に立ったようで、全然気づいていなかった。(スコアラーは用事があるそうで途中で帰ったそうだ)

 試合後、東急リバブル大槻監督にも打順間違えのことを伝えたが、大槻監督も分からなかったようだ。つまり、両軍ベンチとも間違いを認識していなかったことになる。井上投手だけは気づいていたようだが、アピールしなかった。結果的に佐藤は三振に斬った。

 打順間違えは、アピールプレーなので、間違って打者が打席に立った時点で、守備側のチームが指摘しない限り、そのまま記録は生きることになる。各ブロックの予選の試合でこのようなケースを見たことがあるが、記者は〝石ころ〟同然だから、間違いを事前に双方に知らせたことはない。総合優勝戦でこんな珍プレーが起きるとは…。スコアラーの役割は大きいことを改めて認識した。

 

 

 

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