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2025/12/02(火) 14:02

三井不が優勢 〝鹿島の馬鹿力〟発揮するか光太、堀田 日曜決勝 記者の〝勝って〟予想

 記念すべき第1回トライビジョン(第37回RBA)野球大会日曜ブロック決勝戦、三井不動産VS鹿島建設戦が12月7日(日)、大宮健保グラウンドで行われる。不動産トップとゼネコントップの決勝戦は大会史上初だが、両社は同性ならば刎頚之友、男女の仲ならば相思相愛。譲り譲られの忖度まみれの、観ているほうが恥ずかしくなる大凡戦になり、三井不が圧勝する可能性もあると見たが…記者の〝勝って〟予想。

三井不動産-鹿島建設

 前回も書いた。2025年3月期の売上高は三井不動産が26,253億円、鹿島建設は29,118億円で、合計では合計55,371億円。大会初の業界トップ同士の対決となった。三井不が勝てば23年ぶり、鹿島が勝利すれば初優勝なる。

 両社は、業態からして施主-請負の関係にあり、かつては株式の持ち合いをしていた。現在、鹿島は三井不の発行株式の1.45%に当たる4,000万株、時価総額にして735億円を保有している大株主だ。一方の三井は鹿島の株を保有はしているはずだが、少なくとも大株主10位には入っていない。

 それでも両社は蜜月の関係にあるはずで、鹿島に忖度などはしないはずの三井不が戦力的には上位だ。左腕阿比留投手は4試合20回を投げ3失点。防御率は1.35と安定。鹿島打線ならすいすい投げると見た。打線もメンバーだけは揃っている。前試合は守備もうまい宮田主将が欠場したが、三井不動産レジデンシャルから補強した山際、鹿本がその穴を埋めた。勝つ気なら投手だって三井レジから好投手を補強できる。

 対する鹿島は、大会参加30年目にして初の決勝進出。初優勝を狙いたいところだが、相手が悪い。高木監督はチーム最年長の33歳。決勝戦に勝ち上がっただけで舞い上がっていた。わが故郷・三重県出身の鹿島・光太は前試合で精も魂も尽きる投球をし、〝もう投げられない〟の弱音を吐いた。代わりに投げられる投手は、インフル明けの〝大谷翔平より1cm高い〟が売りの194cmの堀田くらい。

 ナインは仕事でのつながりがあるかどうかは分からないが、相手の福田監督に睨まれたら縮み上がるはず。堀田も独活の大木と化す。高木監督も〝あいつはダメ〟とダメ押しした。

 よって、試合は三井不の大楽勝と見た。もし、鹿島が勝つとすれば、自分の立場が、会社の関係がどうなろうと知ったことではないと覚悟を決め、光太が孤軍奮投し、病み上がりの堀田が〝鹿島の馬鹿力〟を発揮し、大谷翔平クラスの活躍をしたときか。その可能性はゼロではないと見た。

 がんばれ光太!堀田!(記者は判官びいき)。鹿島が勝ったら、役員が菓子折りを小脇に抱えて三井の現場に駆け付け、三跪九叩頭する場面もあるか。

史上初5.5兆円対決 RBA日曜B決勝は三井不動産VS鹿島建設準決勝試合結果(2025/11/30)


 

 

 

 

 

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