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2025/12/06(土) 17:57

第1回トライビジョン(第37回RBA)野球大会水曜B準決勝 記者の〝勝って〟予想

 第1回トライビジョン(第37回RBA)野球大会水曜ブロック準決勝戦、三井不動産リアルティ-リスト、一条工務店—東急リバブルが12月10日、大宮健保グラウンドで行われる。いつもの記者の〝勝って〟予想。どちらが勝つか、おおよその見当は付くが、今回は触れないことにした。一寸先は闇の大激戦となるのは必至だ。

三井不動産リアルティ-リスト

 前試合は、三井不動産リアルティの佐橋(さはし)は7回を投げ被安打3、リスト三上は7回を投げ被安打2のいずれも完封勝ち。文句なしの大活躍だ。

 まず佐橋。今シーズンはまさかの失点をした試合があるが、調子が悪いわけではない。たまたまそうなっただけで、リスト打全を完璧に抑える力がある。

 三上はどうか。2023年にデビューし、チームを決勝戦へ導いたときの力を100点とすれば、85点くらいではないか。前回予想までは「70~80点」としていたが、前試合は尻上がりに調子を上げた。肩の不安などみじんも見せなかった。「残り全試合投げる」と決意表明したように、ここも先発か(下手投げの森田もいるが、倉持監督は三上任せるはず)。三井リアル打線を完封する力がある。

 問題は打力だ。三井リアルは、上下むらなく打つ。機動力もある。リストは、水曜ブロック最強打者の一人岩島が肉離れを発症、今季絶望となったのが痛い。得点力は大幅にダウンした。代わりの森川が安打を放ったが…。佐橋を連打で崩すのは難しい。決め打ちに徹し、走者がでたら足でかき回したい。代走専門はいないのか。

リスト12年ぶり決勝進出山中決勝打三上が快投岩島は猛打賞旭化成ホームズは完敗(2023/11/1)

一条工務店-東急リバブル

 3連覇を狙う東急リバブルだが、すい星のごとく現れた一条工務店の新エース中町(23)が立ちはだかる。中町は4試合23回を投げ、被安打12、奪三振24、失点4(自責は不明)。防御率は(自責4として)1.57、1イニング当たりの奪三振率は1.5個、被安打率は0.5本。素晴らしい成績だが、不安がないわけではない。4失点はいずれも初回に2失点したもので、前試合でも、肩が出来上がっていなかったとかで、初回にいきなり3連続四球を与えた。これまでの試合開始は10時だったのが、準決勝戦は12時から。万全の態勢で臨むか。

 中町と東急リバブルの先頭打者・竹内との対決が見ものだ。竹内は、決勝トーナメント2試合で6打数5安打、打率0.833、打線のつながりがなく打点はゼロだが、手が付けられない。右にも流せる器用さがある。盗塁を何度か決めているように足もある。弱点は、左打者はみんなそうだろうが内角低めのはずだ。中町は攻め切れるか。

 もう一つ興味深いのは、竹内の前後を打つ打者の成績だ。決勝トーナメント2試合の7~9番と2~4番の成績は28打数7安打、5打点、打率.250。この数字は高いのか低いのか。

 東急リバブル井上投手は、予選の旭化成ホームズ戦で3点リードをひっくり返されサヨナラ負けを喫したが、前試合では借りを返した。後半にかけ変化球がコーナーに決まった。一条打線を完璧に抑えるか。

 打線は水物。よく分からない。両チームとも、相手投手の出来がいいだけに、少ないチャンスをどう生かすか。両チームともバント戦略を取る。この試合も見られそうだ。

 

 

 

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