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2023/11/01(水) 22:19

リスト12年ぶり決勝進出 山中決勝打 三上が快投 岩島は猛打賞 旭化成ホームズは完敗

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〝俺の球を打てるか〟リスト三上投手

旭化成ホームズ(931-3-リスト(9192

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ 0 0 0    
リスト 0    

 

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暴投で生還した旭化成ホームズ橋本

ベテランと新戦力が機能したリストが12年ぶり決勝進出を決めた。彗星のように現れた新戦力の三上投手が旭化成ホームズ打線を2安打1失点(自責はゼロ)に抑え、打撃不振に陥っていたベテラン山中が逆転の2点適時打を放った。〝王者〟旭化成ホームズは〝慶大カルテット〟など新戦力が不発、未開催を含めて6年連して決勝進出を逃した。

初回の3番岩島と4番岩畑の連打の好機を逃したリストは2回、1死から8番倉持が死球を選び、続く後藤の投手ゴロで2進したあと、1番上之園の平凡な投手ゴロが1塁悪送球となり、倉持が生還して同点。2番大室も右翼前に運んだが、上之園は本塁憤死、この回1点どまり。

3回は、この回先頭の3番岩島が内野安打で出塁、4番岩畑の内野ゴロで岩島は二封されたが、5番杉山は四球を選びパスボール(暴投か)でそれぞれ塁を進めた2死後、7番山中が適時打を放ち2者が還り逆転。その後も2つの四死球で満塁と攻め立てたが得点ならず。

三上投手(24)は初回、いきなり味方の失策で走者を許し、安打と2つの暴投で1失点したが、2回以降は立ち直り、被安打26奪三振、2四球とほぼ完ぺきに抑えた。球威のあるストレートとキレのあるスライダー、ツーシームを低めに集めた。

旭化成は完敗。初回、先頭打者の〝韋駄天〟橋本が内野ゴロエラーで出塁し、続く高原の左翼前安打で12塁の好機をつくり、2つの暴投で橋本が還り先制。さらに4番石坂の四球で113塁とチャンスを広げたが後続が凡退。

6回、この回先頭の高原が2本目の安打を右翼前に運び、続く北寒寺の放った痛烈な当たりはショートライナーとなり、1塁走者は帰塁できず(エンドランか)併殺となったのが痛かった。2回以降の残塁は2死からの敵失と四球による2つのみ。得意の機動力が封じられた。

先発の清水投手は初回、緩急をつけたピッチングで平凡な外野フライと三振に斬って取るなど絶好の立ち上がりを見せたが、安打を許してから力みからか制球を乱した。3回を投げ被安打5、与四死球53失点(自責は2)。

4回から登板した〝怪物〟今野は2安打されたが、動揺することなく相手打者を手玉に取った。6回、相手の2番打者大室にカウント3-0から右翼飛に討ち取った球は内角ギリギリ、ストンと落ちた。

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倉持監督(左)と岩島

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試合後、今野を称える倉持監督

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大室

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初回、生還した橋本を迎える旭化成ホームズナイン

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清水投手

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今野投手

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高原

〇倉持監督 ナイスゲーム(決勝戦はただで、あるいは会社負担で明日香さんの始球式を見たい)

〇三上 この前、抑えて見せるといったでしょ。セカンドゴロが多かったようにツーシームがよかった。(あの2つの被安打は球が甘い)完ぺきというわけにはなかなかいかない

〇田中 今野さんから打ちましたよ(今野は、相手が打てないとみると手抜きすることを知らないようだ)

〇舟山 相手の打線がいい? 打線は水もの。野球は守り(仰る通り)

〇大室 3試合で6安打(ン? この打者は要注意)

●清水 西武の佐藤と同期? わたしのほうが1歳年上。レギュラー? 補欠で公式戦の出場機会はほとんどありませんでした

●高原(23) …厳しい。神奈川大の準硬式でした(一人気を吐く2安打)

●吉田 後輩たちが今年は活躍してくれた。甲子園は生で応援に駆け付けた。今日は相手投手が良かった。オフは地獄のトレーニングを積んで来季に備える(慶大カルテットの一人。この前は「本格派投手のほうがやりやすい」と言った本人ではなかったか。この日は5番で1三振と1塁ゴロと1塁ファウルフライの3タコ)

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左から杉田、田中、舟山、鈴木、杉山

リストのベテランが奮起した。この日、選手登録していた約20人の中で、13年前の試合に出場していたのは6人のみだったが、それぞれ存在感を示した。

その代表格が、横浜高校時代、松坂にエースの座を奪われた〝悲運の男〟杉山(44)。ここ数年はトライアスロン夢中になり、フルマラソンでも3時間を切る成績を残しているが、RBA野球に出場することはあまりなかった。

ところが、前試合で久々に出場していきなり特大3塁打を放つと、この日は初回、2塁手の送球を捕球できず(記録は二塁手の失策)、失点につながったが、それ以降は難しいゴロ、飛球を難なくさばいた(西武の山川クラス)。打撃でも2つの四球を選び1得点の大活躍。

もう一人は法大時代の主軸打者だった岩島(37)だ。記者は新人のころから見ているが、歴代の外野手の10本指の中に間違いなく入る。今年は予選で脚を痛めると(肉離れか)、その後は出場することもなかったが、この日は3番を打ち、3安打猛打賞。予選で痛めた脚を再び痛め2塁どまり、途中交代したが、ナインを鼓舞する役割を十分果たした。

3人目は主将の〝ビッグマウス〟山中。西武山川選手(たとえは適当でないか)と同じ体形で、その影響かどうか分からないのだが、今季は絶不調。4番を降格され、この日はDH7番。この口先男が決勝打を放った。

このほか、出番がなかったかつてのエース舟山、いぶし銀の鈴木、意外性のある田中、杉田らも元気な顔を見せていた。

対する旭化成ホームズも、今野が素晴らしい投球を披露したし、北寒寺は1三振(あれは三上投手を褒めるべき。ストレートかスライダーか判別できないが、素晴しい球を投げた)したが、3打席目は見事にとらえた。このほか、ベテランの橋本は健脚ぶりをアピールしたし久保田、平山らもベンチ入りしていた。

傷口に塩をすり込むような真似はしたくないが、〝慶大カルテット〟を含め、西武の佐藤投手の1年先輩の筑波大卒の清水、全日本軟式の日本代表だった松田らは猛省すべきだ。

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田中

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リスト9番後藤(左)と6番荒木(26歳の独身の後藤は、関内のプラウドマンションの北向き1LDKを坪320万円=中古のはず=を、24歳の既婚者の荒木は上大岡の戸建てを4,000万円台でそれぞれ買ったとか。後藤は彼女を募集中)

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岩畑(左)と中山

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試合前の旭化成ホームズ佐藤監督(かわいそうで、試合後は声を掛けられなかった)

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