鹿島建設野球部は11月6日、 11月8日(日)に行われる第2回トライビジョン(第38回RBA)野球大会日曜ブロック準決勝戦、対三菱地所リアルエステートサービス戦の出場を辞退すると大会事務局に通知した。これにより三菱地所リアルは不戦勝となり、決勝戦への進出が確定した。
国土交通省は、鹿島建設と大成建設がリニア中央新幹線の建設工事を巡る談合で有罪判決が確定したことを受け、両社を2026年11月7日から120日間、民間土木工事を対象とした営業停止処分を下した。これに対し鹿島建設は営業停止期間中の部活動を含めた対外活動の自粛を要請し、同野球部はこの要請を受け入れたもの。
同社は同日、広報を通じで「当社といたしましては、営業停止期間中における部活動を含めた対外活動について慎重に検討いたしました結果、野球大会への参加を自粛させていただくことといたしました。野球大会への出場そのものが営業停止命令の対象となるわけではありませんが、営業停止命令という処分を厳粛に受け止め、決定したものです。大会を楽しみにされていた当社社員や関係者の皆様には、ご期待に沿えず、またご迷惑をお掛けし誠に申し訳ありませんが、ご理解いただけますと幸いですけとのコメントを寄せた。
また、同社野球部の主力メンバーの一人は「(出場辞退を)私も納得しておりません。今年こそ昨年三井不動産に負けた雪辱を晴らし、東京ドーム進出を目指して活動して参りました。また、来年異動を控えた社員もおり、今年がラストイヤーと行きこんでいる部員も数多くおります。ですが、会社決定に背けないのも事実です」とメールで心境を語っている。
同社野球部は平成元年に始まった第1回RBA野球大会から今年の第38回大会まで出場しており(4年間の不参加とコロナによる大会中止含む)、通算成績は103勝47勝56敗、通算勝率は0.456。昨年は初めて決勝戦に進出し、三井不動産に3-4で惜敗している。今年は、予選と準々決勝戦を含めて4勝0敗で、地所リアルとは予選でも戦っており、4-1で快勝している。記者の戦前予想でも「鹿島優勢」と書いた。
三井不23年ぶり優勝 松田 魂の粘投 鹿島建設3併殺 初V逸す RBA日曜ブロック(2025/12/7)
