「ディアナコート三軒茶屋」完成予想図
モリモトが3月下旬に分譲する「ディアナコート三軒茶屋」を見学した。表通りから一歩入った住宅街の一角で、公園・緑道に隣接。住宅情報サイト「SUUMO」のアクセスランキングで昨年末から最近まで1~3位にランクされている〝人気〟物件だ。
物件は、東急田園都市線・東急世田谷線三軒茶屋駅から徒歩6分、世田谷区三軒茶屋2丁目の第一種住居地域に位置する地下1階地上7階建て全40戸。専有面積は33.52~80.72㎡、価格は未定だが、坪単価は400万円台の後半になる模様。竣工予定は2021年5月上旬。設計・監理・デザイン監修はSKM設計計画事務所。インテリアデザインは建築家の横堀健一氏とデザイナーのコマタ トモコ氏。施工は未定。
現地は、世田谷通り、国道246号線、環状7号線のトライアングルの内側で、蛇崩川緑道と世田谷丸山公園に隣接・近接。
建物は内廊下方式、住戸プランは南向きが中心で、西向きが11戸、東向きが3戸。ワイドスパンが特徴で、南向き約57㎡の中住戸でも8.1m。公園が望める80㎡の東南角住戸は7カ所採光。
主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2450mm、ディスポーザー、食洗機、シーザーストーン天板、陶器製洗面ボウルなど。外壁タイルは「織部」を採用。
販売担当の永森大和氏は、「凄い反響。昨年末から「SUUMO」のアクセスランキングで常に1~2位。問い合わせ件数は約1,300件、来場者は約200組。会員向けに15戸が決定しており、一般分譲は25戸。モデルルームの評価が高い」と語っている。
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同社の三軒茶屋駅圏のマンションは今回で5物件目。設備仕様レベルは過去の物件のほうが高かったと思うが、今回のモデルルームの全体的に落ち着いた明るいカラーリングが出来だった(照明の効果もあり)。
デザイナーはてっきり鈴木みずゑさんだと思い、「鈴木さんは新境地を開いた」と感じたのだが、そうではなかった。横堀健一氏とコマタ トモコ氏だった。両氏が担当したマンションの記事を添付する。いずれも素晴らしかった。
価格は坪480万円くらいになりそうで決して安くはないが、これがモリモトの力か。この2カ月近く住宅情報サイトのアクセスで、大手デベロッパーの大型物件などを抑えて上位を維持し続けているのに驚いた。プランもいい。早期完売しそうだ。
公園と緑道(右側の樹木の後ろが現場)
Wリビングの提案がいい コスモスイニシア「イニシアクラウド渋谷笹塚」(2016/10/24)
デザイン・プラン・仕様レベル高い モリモト「ディアナコート日本橋浜町」(2016/10/11)