大和地所レジデンスは7月14日、人気のうちに完売した「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」に並列する「ヴェレーナグラン赤羽北ザ・マークス」のモデルルームをオープンすると発表した。
外観は、双子星の意味の〝BinaryStar〟をデザインテーマに、シンメトリーな高低差をもって大空をシャープに切り取る大庇のスカイライン、ライムストーン仕上げの柱と、隣接する「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」(分譲済)から連なる約100mに及ぶライン照明で存在感を創出した南向き中心の配棟計画。
商品企画では、3階スキップフロア&ストレージを設け、コンサバトリースペースやアイランドキッチン、ロフト、テラス、最上階ルーフバルコニー付き住戸など、約44㎡台~約100㎡台、29の多彩なプランを用意。
3階フロアの「SKIRAGE スキップフロア&ストレージ」は、リビング天井高約3.0m、約2.5mのハイサッシを採用、高さ約0.74m(一部0.64m)の床下収納を設置している。
物件は、JR埼京線北赤羽駅から徒歩3分、北区赤羽北二丁目に位置する12階建て全96戸。入居予定は2023年3月下旬。施工は森組。
◇ ◆ ◇
記者は、この種のマンションデベロッパーの販売開始のプレス・リリースは書かないことにしている。「猿が木に登った」と書いても誰も読まず、「豚が木に登る」から記事になるのと一緒だ。
それでもコピペして紹介したのは、メディアの方も含めて関係者の皆さんにぜひともモデルルームを見学していただきたいからだ。その理由は、添付した記事を読んでいただきたい。卓越した商品企画もさることながら、教えてくれるかどうかはわからないが〝仕入れの妙〟にうなるはずだ。
デベロッパーの広報担当の方々にもお願いだ。新型コロナ感染リスクを避けるためメディアの見学を断っているところがたくさんある。〝お客さま優先〟というのもよくわかる。
だが、しかし、メディアもお客さんとつながっている。消費者のニーズがどこにあるか、アンテナを四方八方に張り巡らし情報を収集することを怠ったら記者でなくなるのと同様、一方的に情報を発信するだけで、メディアの取材を断る姿勢は顧客第一主義に背馳する。
顧客対応に追われている現場の方々の苦労はよくわかる。しかし、対策をしっかりとれば、ゼロではないかもしれないが、感染リスクは抑えられる。わが業界紙の記者の皆さんも現場取材ができず、窒息状態にあるのではないか。
大和地所レジデンスは小生の取材依頼を断ったことは全くない。