阪急阪神不動産は5月28日、大阪市淀川区の住宅、図書館、保育・学童、商業、学校などの複合開発「ジオタワー大阪十三」のマンション(712戸)のうち2024年1月の第1期販売開始から3月末の2か月で189戸を成約し、2023年度下半期の関西圏の新築分譲マンションで成約戸数第1位となったと発表した。2023年9月からオープンしたモデルルーム来場者は約1,200組。第2期は6月上旬から販売する。
物件は、阪急電鉄十三駅から徒歩3分に立地する敷地面積約8,900㎡の「官・民・学」による一体開発で、東側敷地(約7,300㎡)には39階建て712戸のタワーマンションのほか図書館、子育てに配慮した保育・学童施設、スーパーマーケットなどを整備。西側敷地(約1,600㎡)には学校法人履正社の運営する医療系の専門学校が2024年4月から開校する。このほか、地域交流の場として活用できる約2,400㎡の公開空地が新たに誕生する。施工は鹿島・髙松共同企業体。
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上段は、同社のプレス・リリースのコピペだ。記者は大阪のマンション市場も、十三駅圏の街のポテンシャルも、2か月で189戸の成約数が意味するものなど全く分からない。坪単価は350万円。先ほど書いた大和ハウス工業「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」の記事と一緒に読んでいただきたい。
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