MIRARTHホールディングスグループのタカラレーベンは10月11日、総合マンションギャラリー「レーベンサロン秋葉原 エクスペリエンス」を10月12日にオープンすると発表した。
同社は、これまで銀座、札幌、仙台、京都で常設サロンを展開してきたが、今回は、モデルルームに加え、VR技術を駆使して造られたLEDビジョンを導入するなど、時代の変化に合わせたマンションサロンとしてオープンするもの。
施設は、JR秋葉原駅から徒歩1分の秋葉原センタープレイスビル6階。同社初となるVR(仮想現実)内覧システムを採用し、都内最大級の楯8m×横6m×高さ2.5mの3面LEDビジョンを設置。実物サイズで間取りや眺望などを体感することができるほか、約72㎡のファミリー向けと約31㎡のコンパクトタイプのモデルルーム、ラウンジ、共用部・専有部の実物展示スペース、サンプルルーム、カフェコーナー、ミーティングブースなどが設置されている。サロンのオープンに合わせ「レーベン江戸川中央CENTER PLACE」の案内を開始する。
開業を前日に控えた10月11日のメディア向け見学会で、同社マンション事業本部 事業部長・我妻美香氏は「アクセスの良い秋葉原で複数の物件をご案内することに加え、当社が展開するマンションを体感いただけるモデルルーム、そして、実寸大でマンションの暮らしをイメージいただける3面シアターを導入するなど、お客様のご負担を減らし、検討しやすい販売拠点を目指しました。販売拠点を集約することで、コスト削減にもつながり、価格面でもお客様のご負担を軽減できると考えております。これからマンションを考える方や、住まいに関してこれから考えたいという方にもぜひ、お越しいただければと考えております」と挨拶した。
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今から6年前、銀座7丁目に開設した同社の常設サロン「SALON DE NEBEL」と同じように、今回も業界の〝レディ・ガガ〟が登場するのではないかとわくわくして参加したのだが、肩透かしを食らった。だが、しかし、施設のメインである3面シアター室に入った途端、今春オープンした同社のリゾート施設「那須 無垢の音」の景観が眼前に広がった。
これまで、この種の総合マンションギャラリーはたくさん見学しているが、これほど見事な景観を見たのは初めてだった(VRで美しい女性の水着姿が目の前に現れたときは思わず手を出そうとした経験はあるが)。
ほどなくして、空から舞い降りたのか、あるいは地下から湧き上がったのか、ほっそりとした女性が現れた。レディ・ガガとは対照的に黒一色。記者は一言も聞き逃すまいと必死にメモを取った。やや長いとは思ったが、施設の特徴を余すところなく語った。セレモニーを盛り上げた。
取材後、名刺交換をした。「我妻美香」とあるではないか。ン? レディ・ガガこと髙荒美香氏と同じではないか。指にネイルが施されていたのも同じだった。これは、レディ・ガガに負けない称号をつけないと失礼だと思い、〝タカラのニンフ〟と名付けた。ありふれた〝タカラの妖精〟〝眠りから醒めた森の美女〟よりはるかにいいと思うが、皆さんはどうか。
肝心なことを書き忘れた。72㎡のモデルルームは、十数年前のレディ・ガガが監修したものより角が取れており、とてもよくできている。「タカラの水」はいいですよ。みんな美しくなる。
わが国初 VRとMR組み合わせたモデルルーム 三井不レジ「池袋サロン」(2024/5/21))
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