
「SENSE OWNERS」CM
センス・トラスト(SENSE TRUST)は6月29日、不動産クラウドファンディングサービス「SENSE OWNERS」を7月7日からローンチ(開始)すると発表した。大阪桐蔭野球部出身の今中康仁社長と、同社のアンバサダーで元日ハム-オリックス-阪神の外野手として活躍し〝超人〟と称された糸井喜男氏のトークセッションが行われ、糸井氏の見事な裸身をさらけ出した〝登録、マッチョリます!〟のCMも公開された。
同社の創業は2019年4月。代表取締役社長・今中康仁氏が27歳のとき一人で創業。「唯一無二の、感動を。」企業理念に掲げ、不動産買取再販事業を中心に業績を積み上げ、2025年12月に東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに上場、2025年度(第7期)の売上高は500億円、売上総利益は67.9億円に伸長。創業地の関西圏だけでなく全国で事業展開している。
「SENSE OWNERS」は、新たな事業として立ち上げたもので、同社が厳選した不動産・開発案件に対し、1口10万円から投資できる資金を募る仕組み。単なる投資ではなく、配当(概ね利回り10%/年)のほかに感動をベネフィットとするもので、「街づくり・短期・中期・長期」の選択が可能なこれまでにないビジネスモデルを目指す。今中社長は「この分野はファジーな部分も多いが、トップシェアを目指す」と抱負を語った。
首都圏の第一号案件は「中央区八丁堀」で、既存のオフィスビルの土地と建物を取得し、新築ホテルとして事業化するもの。詳細は明らかにしなかったが。規模は約50億円。

今中氏(左)と糸井氏

今中氏(左)と糸井氏
◇ ◆ ◇
わが西武ライオンズの敵である日ハム、オリックスの外野手として糸井氏が活躍されていたのはもう10年以上昔だ。当時の両チームは西武の〝お客さん〟だったはずで、選手交代時に新庄氏や森本氏(稲葉氏もいたか)らと訳の分からないポーズをとっていたことくらいしか記憶にない。敵でも味方でもない阪神に移籍したのは2016年だ。
その糸井氏がどんな話をされるのか楽しみにして出掛けた。かみさんはよく知っているようで〝お笑いキャラ〟と話したが、その通りだった。華々しい記録を残している元プロ選手とはとても思えなかった。
今中氏とのトークセッションでは、糸井氏は「CM? 大丈夫。われながらよくできていると思う。ユーモアもある。裸見せるは恥ずかしいから、サプリ飲んで、トレーニングして5キロ痩せましたから」「プロに入ったころはお金に関しては無頓着でしたね」「不動産投資? マンション買いました。今は不動産に投資する選手は結構いますね」(昔も江川氏は「投げる不動産王」と呼ばれた=記者注)「(プロ野球選手は)いつ終わるかもしれないので、お金のことはしっかり勉強したほうがいい」「今中さんは一歩踏み出すところが偉い、熱い。情熱が素晴らしい」などと語った。
今中氏は大阪桐蔭高校野球部出身で、同社ホームページには次のような記述がある。
-当時の大阪桐蔭高校の野球部には、2学年上に中日ドラゴンズの中田翔選手、1学年上に東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗選手といったスタープレイヤーをはじめ、力のある選手が多数在籍。圧倒的な実力を目の当たりにして初めて挫折感を味わったそうです。
その今中を、さらなるどん底へ突き落とす出来事が起こります。
「高校1年時に、父親が急逝したんです。当時は寮生活をしていたのですが、ある日寮長から呼び出されて『お父さんが病気だから、家に帰りなさい』と言われて。急いで実家に戻ったところ、父の余命がもう1週間ほどだということを知らされました。そして父は余命通りに亡くなってしまったんです。しかもその直後に怪我をしてしまって。『ここで怪我までするのか』と打ちのめされる思いでしたね。当時は、何故かは分からないけど空ばかり見上げていました
今中氏は、本日(29日)のトークセッションでも、大学を卒業後入社した住友不動産販売時代に自らのミスでお客さんに迷惑を掛けながら「ありがとう」と言ってもらったのが、創業するきっかけとなったエピソードを明らかにした-今井氏が何度も「唯一無二」「透明性」「プロ集団」を強調したのは、そうした挫折、苦い失敗がバネになったのだろうと納得した。

糸井氏
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取材後に糸井氏への囲み取材機会が設けられた。何を聞いてもいいということだったので小生は次のような質問をした。
⓵私は西武ライオンズファン。松井稼頭央さんがアメリカから帰ったとき、飲み屋で体を触らせてもらったことがある。素晴らしい筋肉質だった。(触らせてとは言わなかったが)糸井さんは互角以上(CMを是非見ていただきたい)。お聞きしたいのは、糸井さんほどの実績(大卒=近畿大=で実動年数16年、5.919打数1,755安打、本塁打171本、通算打率.297、首位打者、盗塁王各1回、ベストナイン8回、ゴールデングラブ賞7回など)を残している方はほとんど監督・コーチを経験されている。糸井さんは新庄さんとか稲葉さを超える監督を目指さないのか②今年のペナントレースで、セ・パの優勝チームはどこか
⓵について、糸井氏は「プロ野球が私を育ててくれた。恩返しをしたい気持ちはあるが、オファーは全くない。電話1本ない」(本当か)②については「西武は強くなったが、セは阪神、パは日ハム」と答えた。
他の記者のサッカーW杯の日本-ブラジル戦についての質問について糸井氏は「2-2で、日本がPK戦で勝つ」と予想した。
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