
「パークナードテラス国分寺」
パナソニック ホームズが分譲中の戸建て「パークナードテラス国分寺」を見学した。駅から徒歩13分の住宅街の一角に位置する全19区画で、植栽計画が見事。8月に分譲した第1期6戸は即日完売している。同社は国分寺エリアで2023年から5物件72区画を計画的に仕入れ、分譲しており、基本性能・設備仕様レベルを上げることで、他社との差別化を図り、顧客への訴求力が高いのが人気の要因。
物件は、中央線国分寺駅より徒歩13分(国分寺駅からと京王線府中駅からのバス便あり)、国分寺市東元町2丁目の第一種低層住居専用地域(建ぺい率40・50%、容積率80%)に位置する全19区画。10月に販売予定の第2期2次(4区画)の土地面積は120.10~124.39㎡、建物面積は95.21~98.67㎡、価格は全て1億円を超える予定。構造は軽量鉄骨2階建て(軸組工法)、施工はパナソニック ホームズ。建物は2026年9月に完成済み。
主な基本性能・設備仕様はZEH、家まるごと断熱・エコナビ搭載換気システムHEPA+(へパプラス)、クォーツストーンのキッチン天板、BOSCH社製フロントオープンタイプの食洗器、パナソニックのトイレ「アラウーノ」とスピーカー付きダウンライト、タカラスタンダードの回遊式システムキッチンなど。
販売開始にあたり今年6~7月に事前案内会を実施し、ほぼ満席の約50組が来場。8月に第1期として6戸を登録分譲した結果、1区画に最大4組が申し込むなど即日完売した。
販売が好調な要因について同社東日本分譲開発支社 分譲第二支店支店長・梅垣吉正氏は、「広さを求める戸建て購入検討者にとって、23区は価格が高騰しており、購入しづらくなっている一部の地域を除き、価格は2億円を突破することも珍しくない=記者注、以下同じ)。
その点、国分寺は都心への通勤・通学にも便利でありながら、程よい距離(東京まで40分圏内)で第1種低層住居専用地域が多く、良好な住環境が保たれている。エリアを絞り計画的に用地を仕入れることで、様々なライフスタイルや価格帯に対応できるのが強み。都心志向の顧客も誘導できている。
住宅設備は、すべてパナソニック製を採用することもあるが、物件によってはタカラスタンダードやリクシルを採用することで設備バリエーションを増やす(トイレはTOTOでなく「アラウーノ」のみ)のは、細部にまで物件のコンセプトや暮らし方へのメッセージを伝えたいためだ。また、植栽計画にもこだわり、まちづくりを重視しているので、建築条件付宅地分譲はほとんど行っていない。中央線以外でも当社の強みを活かしたまちづくりを積極的に展開していきたい」と語った。

LDK

ダイニングキッチン
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同社の分譲戸建ては昨年5月に全23区画の「パークナードテラス南荻窪 景邸(けいてい)」を取材している。エリアを絞り込み、計画的に仕入れを行い供給することで顧客への訴求力を高めるのが戦略だと読んだ。
国分寺エリアで過去4年間に72区画という、まとまった区画の販売を行うことで顧客のニーズを把握し、地域の市場を熟知しているから目利き力も高まっているのだろうと思う。今回の物件の従前は、オーナーの未利用所有地で、情報収集のスピードもエリア戦略が奏功していることと無関係ではないはずだ。
同社は、大手ハウスメーカー10社グループで組織する「優良ストック住宅推進協議会」(スムストック)の優秀販売士表彰式でも、毎年のように上位を独占している。小生の古びた〝明るいナショナル 光る東芝〟の固定観念は捨てなければならない。

外構

