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2015/10/03(土) 00:00

点か線か、小寺が勝つか結城が勝つか 明日の清水-旭化成リフォーム戦

 〝球は点で打つ〟-清水建設の主砲小寺の下手投げ攻略法を当欄で紹介した。小寺理論が正論なのか妄言なのか、明日の清水建設-旭化成リフォーム戦で証明されるはずだ。明日の旭化成の先発は下手投げではなく横手投げの西井だが、記者は左の下手投げ結城が先発する可能性も十分だと見ている。
 何しろ西井は今シーズンほとんど投げておらず、江上監督の「予告先発」発言は陽動作戦かもしれない。
  さて、では清水は結城を攻略できるか。これまで結城と対決したチームの打線を考えると、結城が絶好調であれは、清水が得点できるのはせいぜい2~3点だろう。カギを握るのが小寺だ。〝点で打つ〟のが正解で、ナインに小寺理論が浸透していれば大量点を奪うかもしれない。
 しかし、これが妄言、虚言であれば、凡打の山を築く。清水のエース田村は旭化成を2~3失点に抑えるはずだがから、試合は接戦になる。
  仮に清水が負けるようなことがあれば、小寺はナインから袋叩きに遭いそうだ。小寺にとって不利な材料もある。

 この前も書いたように、元ロッテの里崎さんは、西武の秋山選手が打撃開眼したのはバットを高く掲げていたのを低くし、ボールを『点』で打つより『線』で捉えるようになったから」と解説した。
 本日の「Sportiva web」にも、14年ぶりにリーグ優勝したヤクルトの三木肇作戦兼内野守備・走塁コーチが、選手たちの”自主性”について、「野球の試合は、どのプレーも“線”でつながっていると思うんです。ひとつのプレーが“点”で終わるのではなく、ワンプレーがゲーム展開を左右し、次の試合に影響を与えることがあります。ミスをした時、ただ『気持ちを切り替えよう』ではなく、その失敗を次に生かすことが大事なんです」と語ったことが紹介されていた。どのフレーも点ではなく線でつながっているというのだ。

 点か線か、小寺が勝つか結城が勝つか、明日の試合が楽しみだ。

 参考までに。同じ下手投げの青山メイン・小松崎もミサワホーム戦で先発する。こちらはミサワには失礼だが、小寺理論は〝てん〟で役に立たないだろ。ミサワの選手は小寺理論を吸収するには歳を取りすぎている。てんでんばらばら、〝せんせん〟恐慌を来たさないか心配だ。

 

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