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2016/07/16(土) 00:00

水曜ブロック5日目 生きるか死ぬかの大激戦必至 記者の〝勝って〟予想

 勝ったほうが決勝トーナメント進出を決め、敗れたほうは予選敗退。生きるか死ぬかの天下分け目の激しい戦いが演じられる第28回RBA野球大会水曜ブロック5日目の、記者のどっちも〝勝って〟予想。 ( )内の数字は記者のレーティング。

三菱地所ホーム(70)-一条工務店(79)

 一条がやや優勢。決勝T進出の可能性が高まった。エースと呼べるほど安定感はないが、加藤は力で抑えられる力がある。力まずに緩急を使えば四死球は減らせるはず。「1試合10四死球」ではレベルの高いチームには勝てない。草彅、大島もそこそこ投げられる。チームに勢いもある。

 地所ホームは前試合で旭化成リフォームに大敗を喫した後遺症が心配。日神を倒した状態に戻れるか。相手加藤は制球に難がある。ボール球に手を出さなければチャンスはある。

エイブル(87.5⇒86)-住友不動産販売(86.5)

 大接戦。双方ともまさかの敗戦のあとだけに、態勢を立て直したほうが優勢で、尾を引いたほうが負けると見た。

 住友不販は前回、エース伊藤を温存。越前で勝てると見たのだろうが、越前は無理ということが分かったはず。ここは必勝態勢で伊藤が先発。〝朝〟が弱い伊藤が立ち上がりを乗り切れればスイスイ投げるか。打線も総力で臨めば勝機が生まれる。

 エイブルは前回の敗戦にショックを受けているはず。選手みんなが委縮しているのではないか。昨年は劣勢でもムードがよかった。好投手伊藤をどう攻略するか。チャンスをどうものにするか。

野村不動産アーバンネット(88)-伊藤忠ハウジング(85⇒87)

 ここも大激戦。レーティング差はほとんどない。野村アーバン茂木は久々に敗戦の悔しさを経験したはず。ここで落ち込むか巻き返すか真価が問われる。打線は中川が元気だが、前後を打つ打者の奮起が求められる。甲子園春夏7度優勝の輝かしい歴史に幕を閉じたPL出身の中川はどのような打撃を見せるか。敗れればチームの予選敗退が決まる。

 伊藤忠は前試合でエース渡辺を温存する余裕を見せた。ここは必勝を期し渡辺が先発するはず。調子に乗れば最少失点に抑える力がある。打線も上げ潮だ。

積水ハウス(82.5⇒83)-タウングループ(82⇒82.5)

 互角。都知事選の当落予想より難解。積水もタウンも強そうで弱い、弱そうで強い、とらえどころのないチームだ。

 積水は〝消える〟かと思ったら全然〝消えなかった〟横内が先発か。今回はどちらを選択するのか。器用な投手だ。野手の層は薄いが曲者ぞろい。

 タウンはやはりリストに勝っておくべきだった。そうすればらくらく決勝Tに進めた。詰めの甘さが露呈した。戦力は互角だが、相手は百戦錬磨。相手の調子に合わせると危ない。自分たちの野球ができるかどうかが勝敗のカギを握る。女性選手・鈴子がチームのムードを一変させるかもしれない。文字通り〝勝利の女神〟になるか。横内はコントロールを乱すかもしれない。

東急ホームズ(77)-オークラヤ住宅(82⇒81)

 難解。オークラヤ住宅がやや優勢だが、エース小森は限界のはず。誰が投げるのか。あの「七色ストレート」の川上か。

 川上がデビューしたとき、記者は次のように書いた。「身長185センチの細身の川上投手だ。我孫子-大東文化大卒で、マウンドに立つのは4年ぶりだ。ダイナミックな投法で投げ下ろすストレートは威力がある。しばしば制球を乱す場面があったが、これが修正できればまず打たれない」

 あれから3年。〝石の上にも三年〟になるのか、はたまた〝三度目の正直〟なのか、それとも〝仏の顔も三度まで〟〝桃栗三年柿八年〟の〝柿〟になるのか。

 東急ホームズは、相手小森が投げられなければチャンス十分。川上も丸山も今季はほとんど登板しておらず、つけ入るスキはある。

 稲木の〝口撃〟が相手の女性応援団の調子、生理を狂わせれば勝機が生まれる。勝利のカギを握る彼女たちに嫌悪感を催させる口撃が正解なのか、その逆に〝かわゆーい〟と言わせる懐柔策が奏功するのか、女性相手に手練手管が通用するのか…その前に、佐藤が自爆し、野手が舞い上がって惨敗する目もありそうだ。

オークラヤ住宅 185センチの大型投手川上がデビュー(2014/6/20)

長谷工グループ(80⇒79)-セキスイハイム不動産(79⇒80)

 実に難解。一つ叩いても自らにほころびが出る、あっちを攻めればこっちが危ない、蝸牛角上の戦い、もぐら叩きといっては双方に失礼だが、そんな展開になりそう。

 ハイム茂田監督は「次は左-左-左の三枚でいく」と予告先発したが、これは余裕なのかやけくそなのか。ザルというよりバケツのような守備に不安がある。巨漢山本が相手を粉砕するか。

 長谷工は檜木の肩にすべてがかかる。神宮のデビュー戦では素晴らしいピッチングを見せたのに、真平らな大宮のマウンドが合わなかったのか、四死球を連発して自滅した。ここも前回と同じなら危ない。中1週間でどう調整してくるか。

ナイス(83.5⇒82)-中央ビル管理(78⇒81)

 2度のタイブレークまで持ち込まれた今季2日目の再戦。ナイスが返り討ちを食らわせるか、中央ビル管理が雪辱するか。ナイスはベテラン芦沢の連戦が心配。山本もガラスの肩を抱える。正木は不調。攻撃陣もまとまり切れていない。レーティングを下げた。

 中央ビル管理はチームが一変した。清川-乾の2枚看板が完成。ムードも最高潮。レーティングを3つ引き上げた。まだ伸びしろがある…が、しかし、〝20日締め〟という内なる戦いが待っている。果たして選手は揃うのか。いつか来た道〝おじさんチームに〟逆戻りする危険性もはらむ。

ナイス 2度のタイブレークで決着付ける 〝最弱〟と言わせないぞ中央ビル管理 大健闘(2016/6/23)

みずほ不動産販売(77⇒79)-東京建物不動産販売(80.5)

 東建不販がやや優勢と見たが、これは齋藤が投げられることを前提にしたもので、そうでなければ逆転の目も十分。斎藤の肩痛は深刻。中2週間では回復はないと見た。のらりくらりが通用するか。

 みずほは前試合でラグビーゲームのような大敗を喫したが、これは主力のバッテリーを研修で欠いたためで想定内。片岡捕手はRBAを代表する好捕手とみた。レーティングを引き上げたが、研修はあるのかないのか。ベストメンバーなら互角以上に戦えるかもしれない。

 

 

 

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