決勝2ランを放った三井レジ篠塚(左)と快投した吉田バッテリー
ケンコーポが6年連続17度目東京ドーム進出を決め、三井レジは参加9年目にして初のドームに王手-第28回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント2日目が10月23日、大宮・健保グラウンドで行われ、タイセイ・ハウジー-ケン・コーポレーションの準決勝戦は、ケンコーポがタイセイを1-0で下し、6年連続17度目のドーム進出を決めた。三菱地所-三井不動産レジデンシャルの準々決勝戦は三井レジが3-1で三菱地所を下し、鹿島建設との準決勝戦に駒を進めた。鹿島を破れば参加9年目にして初のドーム進出となる。
抜群のコントロールでタイセイを封じたケンコーポ小笠原
タイセイ・ハウジー(85) 0-1 ケン・コーポレーション(90)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 1 |
ケン・コーポレーションが完封勝ち。敵失で挙げた1点をエース小笠原が要所を締め守り切った。
タイセイ・ハウジーはまたも惜敗。左腕高橋が1安打に抑えたが、味方の援護がなかった。打線はケンコーポを上回る4安打を放ったが、あと一押しがなかった。千葉英は本塁打性の当たりを放ったが、打球が外野ポールに当たり跳ね返り、2塁打にとどまるなどツキにも見放された。
三菱地所(84⇒87) 1-3 三井不動産レジデンシャル(82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |||
三井不動産レジデンシャル | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 3 |
三井不動産レジデンシャルが吉田の快投と篠塚の2ランで快勝。吉田は3安打1失点(自責ゼロ)に抑え、出場2回目の篠塚捕手が決勝2ランを放った。〝怪物〟山際も久々に中堅手として出場、センターラインを固めた。
第70回丸の内軟式野球大会で三菱重工を倒し初優勝した三菱地所は社の力投報われず。初回、連打で無死1、2塁の好機をつくったが、併殺でつぶしたのが痛かった。今季活躍した新人が社内イベントで欠場したのも響いた。