RBA OFFICIAL
 
2016/12/03(土) 00:00

「侍ジャパン」に負けない 第28回RBA野球 最強のオールジャパン28選手発表

image002.png

 先の「水曜ブロックベストナイン」「日曜ブロックベストナイン」に続き、プロ野球「侍ジャパン」にあやかって「RBA最強のオールジャパン」28選手を発表する。

 「サムライジャパン」は登録商標されているので「サムライ」「士」を使わないが、そもそも「士」にはどれほどの価値があるのか少し考察しよう。

 江戸時代の「士」は人口比にして5~6%といわれている。現在の国家資格としての「士」は、わが業界の「宅地建物取引士」の資格登録者約98万人を筆頭に80資格くらいある。実際どれくらいの「士」がいるか調べていただきたいが、1資格に2万人として160万人にも達する計算だ。人口比率では江戸時代と比較して今のほうがはるかに高いと予想される。粗製乱造といつたら失礼か。記者など運転免許(これは国家資格ではない)も含め一つも国家資格を持っていない。健康保険とパスポート、マイナンバーだけだ。

 なんで、そのようなことをいうか。もちろん記者も宅建士の資格は大事だと思うが、各チームの若手、新人はこの資格を取得していないばかりに試合出場の機会を与えられないところも少なくない。資格取得のための研修に半ば強制的に駆り出されるからだ。

 そんなことをしても受からないものは受からない。受かるものは受かる。3年目にしてようやく取得したとか、易しかった今年でも36点でかろうじて合格したという東大卒の選手を記者は知っている。

 その逆に、野球大会に出場するために本業でも頑張り、モチベーションを高める選手のほうがはるかに多いと思う。〝野球も本業も〟が記者のモットーだ。各社の人事担当者には、一種の〝懲らしめ〟としてRBAを利用するのをやめるよういいたい。

 試験実施機関の不動産適正取引推進機構にもいいたい。目的と手段をはき違えないでいただきたい。一定水準に達した者は全て合格とすべきだ。各都道府県の意向を忖度し、また、難易度を毎年のように変えるのは受験予備校を儲けさせるだけではないのか。試験を年1回から2回、あるいは恒常的に実施したらずっとレベルの高い「士」が誕生すると記者は思っている。

 さて、記者の独断と偏見で選んだオールジャパンの28人は錚々たるメンバーが揃った。1年くらい野球漬けにして鍛え直せば、中日やオリックスの2軍なら勝てるのではないかと思えてくる豪華メンバーではないか。

 ここでクェッション。この28人の中で「宅建士」の資格を持っていない選手はいるかいないか。

 記者は少なくとも3人くらいいると思う。うち一人からは「宅建って何? 」と聞かれたかことがある。しかし、今回のメンバー選出にはそんな資格はもちろん身長・体重、容姿、年齢、門地など一切考慮していない。

 〝俺がルールブックだ〟と言ったのはあの二出川さんだが、ある不動産流通会社のいまでは幹部になった方も20年くらい宅建試験に落ちながら〝不動産のことは俺のほうがよく知っている〟と意に介しなかった。「士」の価値はそんなものだ。

 オールジャパンの選出基準は野球がうまいか下手か、記者が好きか嫌いか、ただそれだけだ。貢献度だけは実働年齢を加味した。

第28回RBA野球日曜ブロックベストナイン発表(11/30)

2016年RBA野球 水曜ブロックベストナイン発表(11/11)

 

 

 

 

 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン