栫の先制打で生還する吉原を迎える住林ベンチ
エイブル(90⇒89)1-10 住友林業(90)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友林業 | 3 | 2 | 0 | 4 | 0 | 1 | 10 | |||
エイブル | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(時間切れ)
住林 栫
「やっててよかった。止めなくてよかった。9年振りのドームかよ。俺の結婚履歴より長い」-2年前、同じ大井ふ頭中央公園軟式野球場の同じグラウンドで自らの失策をきっかけに逆転負けを喫し、ナインの前で号泣した住林石井監督が勝利の瞬間雄たけびを上げた。
先発は自分でも今年大活躍した新人町田でもなく、「この前(準々決勝)勝ったときから先発を決めていた」(石井監督)いつもは先頭打者の遊撃手栫(かこい)だった。
一つ間違えれば取り返しがつかない事態を招いたかもしれない采配にナインが燃えた。
先頭打者は普段は2番、3番を打つ吉原。初回、吉原はいきなり左翼前安打を放ち、次打者鈴木の犠打は野選となり好機をつくると、吉原は3盗塁を決め、3番栫が適時打を放ち1点先制。続く4番長瀬がエンドランを敢行、投手ゴロに倒れたが栫の安打で3進していた鈴木が生還して2点目。さらに二死から6番松野が中堅前安打を放ち、拵が生還しこの回3点を奪い、相手エース小笠原をKO。
勢いに乗る住林は2回、この回から登板した森永を攻め、8番西邑が死球で出塁すると9番本間が手堅く送り、吉原の中堅越え2塁打で2、3塁とすると、鈴木が中堅前2点タイムリー。4回には4番長瀬がダメ押しとなる3ランを放った。
栫はコントロールがよく、4回まで許した安打は本塁打を含む3安打のみ。5回以降は新人の町田が締めた。
エイブルはエース小笠原の不調が全て。小笠原は決勝初戦でも本調子になく、前回の準々決勝戦で肉離れを発症していた。この日は変化球が決まらず、ストレートをことごとく狙い打たれ1回で降板。二番手の森永も相手の勢いを止められなかった。
打線は2回、長濱の本塁打1点に抑えられた。
先制打を放った栫
3ランを放った長瀬
長瀬の3ランで生還した栫を迎えね住林ベンチ
〝どこが貧打だよ〟住林コーチ陣
〇石井監督 栫の先発は先週勝利した時点で決めていた。あいつが一番力がある。投手? のび太(西野)もいる
〇栫 RBAでは初登板。本職はショート。コントロールがいい? 捕手(長瀬)に聞いて。打たれた本塁打は捕手のリードのせい
〇長瀬捕手 栫? コントロールがよかった
〇吉原 みんなが活躍したのがなにより嬉しい(チームのキーパーソン。本人を含め4選手が複数安打、7番枝以外は先発全員出塁)
●堀内前監督 合宿も張ったが…昨年と同じ、2年連続でドームを逃した…小笠原は(肉離れで)球が抑えられなかった
●小笠原 病院にはいったが…相手はよく打つ
●荒川 何だ、相手の先発を読めないとは。(記者の)取材不足だよ(と言われても…)
エイブル小笠原
エイブル長濱
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