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2019/10/22(火) 16:22

ケンコーポ-鹿島 清水-三井レジリース RBA日曜準決勝 記者の〝勝って〟予想

 日曜ブロック決勝トーナメント準決勝戦は三郷サンケイグラウンドが台風19号の影響で使用できないため、ケン・コーポレーション-鹿島建設は10月27日(日)14時、調布市の鹿島建設柴崎グラウンドで、清水建設-三井不動産レジデンシャルリースは場所は未定だが11月10日(日)それぞれ行われることが決定した。記者の〝勝って〟予想。( )内の数字はレーティングで、矢印は前回からの変更。

ケン・コーポレーション(87⇒88)-鹿島建設(89)

 昨年も予選で戦っており、鹿島が4-1で快勝している。戦力的にはほとんど差がなく互角。鹿島をレーティング上位と見たのは、ホームグラウンドの地の利と、エース遠藤がほぼ完ぺきに抑えるとみたからだ。準々決勝戦では強力打線のタイセイ・ハウジーに5失点したが、雨天で制球が定まらなかったため。昨年のようにケン打線を抑える力がある。

 打線は古和、中原が中心。昨年活躍した桑山はどうしたのか。

 昨年、鹿島に敗れ〝引退〟をほのめかした田辺監督だが、今回も敗れたら「引退」と表明した。首をかけた一戦。背水の陣で臨む。昨年の敗戦はエース上松が肩痛で投げられなかったため。今年は酷暑の不動産健保大会で2試合投げ、チームを優勝に導いた。調子に波があるのが気になり、不調なら乱打を浴びるが、好調なら鹿島打線を完封する力がある。

 打線は羽中田が復調し、最上が絶好調。越後、大澤ら一発の魅力を秘めた選手もおり、打力は鹿島を上回る。少ないチャンスをものにする機動力もあり、逆転も十分。

 鹿島が勝てば初の、ケンコーポは3年振り18度目の決勝進出となる。

 鹿島建設柴崎グラウンドは、京王線柴崎駅から徒歩8分、調布市菊野台3-52。

鹿島 王者ケンコーポを破る 遠藤が1失点完投 ケン田辺監督 引責辞任ほのめかす(2018/7/12)

清水建設(87.5)-三井レジリース(90)

 三井レジリースの渡辺が清水打線を完全に封じた昨年の準決勝戦の再戦。ここも三井レジリースが優勢。渡辺が本調子なら昨年の再現もある。下手投げの樺沢の先発はないとみた。

 打線は、渡辺が絶不調からやや回復しているようだが、昨年の勢いになく、〝当たり屋〟山際との連携もいま一つ。もともと打力があるチームではないので、このコンビが機能しないと危ない。

 清水は昨年の憂さを晴らしたいところ。新人エース吉田が力で抑えるシーンも十分だが、渡辺をどう抑えるか。まともに勝負しないことだ。吉田のストレートなら渡辺は軽々とスタンド(どこの球場であれ)を超える。

 打線は渡辺を攻略できるかどうか。大城、小寺、治下らが奮起するか。ロースコアになったら機動力があるだけに勝ち目はありそうだ。

 清水が勝利すれば4年振り9度目、三井レジリースは2年連続2度目の決勝進出が決まる。

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